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ドイツ・ニュルンベルク・サッカー観戦の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

鉄道とソーセージの町!ドイツW杯の日本代表にも因縁深い町で改めてサッカー観戦


クロアチアに引き分けた苦い記憶を今、あえて辿ってみる!

ゴシック様式の建築がひと際目を引く「聖ローレンツ教会」 ゴシック様式の建築がひと際目を引く「聖ローレンツ教会」

フランクフルト、ミュンヘン、シュツットガルトと移動してきたドイツ編。今回は同じ南部の町・ニュルンベルクを取り上げることにする。
ニュルンベルクといえば、2006年ドイツワールドカップの日本対クロアチア戦が行われた場所でもある。35度を超える猛暑の中での勝負は、両者ともにコンディションが悪く、スコアレスドローに終わっている。加地亮(G大阪)のクロスに反応した柳沢敦(京都)が決定的シュートを打ちながら枠を外したシーンは、今も多くの人々の脳裏に焼きついているはずだ。日本のサッカーファンにとって苦い記憶の残る町ではあるが、未来のためにもその足跡はしっかりと辿っておくべきではないだろうか。

ドイツ鉄道の発祥地。旧市街には見るべき観光名所が目白押し

ニュルンベルク名物のソーセージ「ニュルンベルガー」。こちらは少し小さめで、いくつでも入りそうだ ニュルンベルク名物のソーセージ「ニュルンベルガー」。こちらは少し小さめで、いくつでも入りそうだ

このニュルンベルクはバイエルン州第2の都市。約50万の人口規模を誇る。古きよき中世の香りを残すこの町は「ドイツ鉄道発祥の地」としても名高い。中央駅構内には立派な鉄道模型が置かれ、ここから徒歩5分のところに「鉄道博物館」もある。鉄道好きなら一度は訪れてみたい土地なのだ。
中央駅正面に出ると、目の前に旧市街が広がっている。ニュルンベルクは14〜15世紀にかけてドイツで最も栄えた地域だという。第2次世界大戦で旧市街の90%が破壊されたが、現在までに再建されている。メイン通りのケー二ヒ通りを歩いていくと、ゴシック様式の「聖ローレンツ教会」、中央広場にある「美しの泉」など象徴的な建物に出会える。古城・カイザーブルクから一望できる町の全景はまさに圧巻。ぜひ一度は見てほしい。
こうした観光名所を回るだけで満足していたらダメ。ニュルンベルクに来たら、地場のソーセージは絶対に味わうべきなのだ。ドイツのソーセージは地域ごとに異なるが、「ニュルンベルガー」は小ぶりで小指ほどの大きさだ。これを直火で焼き、油を落として食べるのが一般的である。ボイルやスモークする方法もあるが、どれも食べごたえは抜群だ。1回でも口にしたら、病みつきになってしまうかもしれない。

1部2部を行き来する「1FCニュルンベルク」の熾烈な戦いは一見の価値あり

カイザーブルクから一望できるニュルンベルクの町の全景 カイザーブルクから一望できるニュルンベルクの町の全景

旧市街の美しい景観を堪能し、ニュルンベルガーを存分に食した後は、本題であるサッカー観戦に向かう。この町をホームとするブンデスリーガ1部のクラブは「1FCニュルンベルク」。1900年のクラブ創設以来、ドイツ選手権とブンデスリーガを合計9回も制している古豪である。しかし近年は他クラブの台頭や財政問題などもあり、ブンデスリーガ1部と2部を行き来する「エレベータークラブ」になってしまった。今季もチェコ代表FWコレル、同MFガラセク、ギリシャ代表FWハリステアスら知名度の高いタレントを擁しながら、1月下旬の時点では16位と降格ゾーンから抜け出せていない。2月2日からスタートする今季後半戦は、「1部残留」を目指して戦うことになるだろう。どのリーグでも降格昇格争いは熾烈を極めるが、ドイツにおける熱い戦いをここニュルンベルクで見るのもまた一興ではないか。

「フランケン・シュタディオン」から「イージークレジット・シュタディオン」へ

ドイツワールドカップ・日本対クロアチア戦が行われたフランケンシュタディオン(現在の名称はイージークレジット・シュタディオン) ドイツワールドカップ・日本対クロアチア戦が行われたフランケンシュタディオン(現在の名称はイージークレジット・シュタディオン)

本拠地「イージークレジット・シュタディオン」はドイツワールドカップ開催時まで「フランケン・シュタディオン」という名称だった。その後、ネーミングライツが売られ、現在のスタジアム名に変わっている。中央駅からはSバーン2番に乗って4駅、所要時間7分で到着できる。駅のホームからも外観が見えるので、まず迷うことはない。スタジアムの収容人数は4万2000人。陸上兼用競技場だが、臨場感は専用スタジアムとほとんど変わらない。
この競技場の歴史を遡ると、そもそもはナチスドイツが隆盛を誇る一時代前の1920年代に建てられた。1960年代に最初の改修工事があり、ドイツワールドカップを控えた2002年から2005年にかけて再改修が行われた。2度目の工事に投じられた金額は5600万ユーロ(約78億5000円)にのぼったという。日本対クロアチア戦、決勝トーナメント1回戦のオランダ対ポルトガル戦の盛り上がりを見る限りでは、それだけの大掛かりの投資の成果は確実にあったといえる。

さまざまな楽しみ方のできる町。欲張りな旅行者にお勧め!

ドイツ鉄道発祥の地・ニュルンベルクの玄関口である中央駅 ドイツ鉄道発祥の地・ニュルンベルクの玄関口である中央駅

2006年6〜7月に開催されたワールドカップから早いもので1年半。時の経つのは早いものだが、ニュルンベルクに足を踏み入れれば当時の熱狂と興奮が蘇ってくるだろう。名所旧跡、鉄道、食、サッカー…とさまざまな角度から旅を楽しみたい人にも特にお勧めできる町だ。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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