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海外現地発ガイド通信

シンタクラースもやってくる独特なポツダムのクリスマスマーケット


掲載日:2019/12/11 テーマ:祭り・イベント 行き先: ドイツ / ポツダム

タグ: クリスマス 屋台 珍しい


ブランデンブルク門の前で繰り広げられるクリスマスマーケット

サンスーシ公園入口近くにあるブランデンブルク門 サンスーシ公園入口近くにあるブランデンブルク門

ベルリンの隣町ポツダムは緑と水に囲まれた風光明媚な町で、歴代プロイセン王から“ベルリンの庭”と呼ばれてきた。サンスーシ宮殿やポツダム会談が開かれたツェツィーリエンホーフ宮殿は良く知られているが、それ以外にも多くの離宮が建てられ、意外な所で美しい宮殿に出会う。意外、と言えば、ポツダムにもブランデンブルク門があることをご存知だろうか。有名なベルリンのブランデンブルク門より規模は小さいものの、こちらの方が20年も早く建てられた先輩なのだ。フリードリヒ大王が、宿敵マリア・テレジアと戦った7年戦争で勝利したことを記念し、1771年に建設されている。ポツダムのクリスマスマーケットはブランデンブルク門から始まり、そこから東へ延びる歩行者専用のブランデンブルク通りで開かれる。

兵隊王フリードリヒ・ヴィルヘルム一世が建設したオランダ地区

オランダよりもオランダ的なポツダムのミッテル通り オランダよりもオランダ的なポツダムのミッテル通り

クリスマスマーケットはドイツが世界中で最も盛んで有名だ。どんな小さな町でも開かれており、大都市では移動遊園地もやってくるなど、どこでも似たような光景が見られる。ところがポツダムにはこの町ならではのユニークなマーケットがある。オランダ地区Hollaendische Viertelと呼ばれる一地区で開かれるマーケットは、とってもオランダ的。ブランデンブルク通りを抜けてトラムの走るフリードリヒ・エーベルト大通りへ出ると、左手に赤煉瓦の建物が見える。そこがミッテル通りMittelstrasseの入口だ。この通りと途中で交わるベンカート通りBenkertstrasseに赤煉瓦で建てられた150軒のオランダ風の館が並んでいる。1734年から1742年にかけてフリードリヒ大王の父であり、兵隊王と呼ばれたフリードリヒ・ヴィルヘルム一世がオランダの手工業者たちのために建設した地区である。

マーケットの屋台も思いっきりオランダ風

前の方に並んでいるのは普通の靴のように加工された木靴 前の方に並んでいるのは普通の靴のように加工された木靴

ミッテル通りに入ると、そこはもうオランダ。赤いレンガの家々、白く塗られた窓枠、カーブを描いた屋根のファサードなどなど、典型的なオランダの家並が見られる。出店している屋台にはチーズや民族服姿の人形など、オランダから持ち込まれた品々が並んでいる。中でも人垣ができるほど人気なのはオランダの木靴。中世のオランダではみんなが木靴を履いており、冬は温かかったそうだ。1足22ユーロ、とそんなに高くはない。買う人にはその場で木靴の職人さんが中を削って履き心地を調節してくれる。重そうに見えるが試し履きをしている人に聞くと、見かけほど重くないとのこと。こういう土産はオランダへ行っても、どこにでもあるわけではないだろう。ポツダムのクリスマスマーケットならではの一品だ。

サンタクロースの元祖はオランダのシンタクラース

ループレヒトを連れてオランダ地区を歩くシンタクラース ループレヒトを連れてオランダ地区を歩くシンタクラース

ミッテル通りとベンカート通りが交わる所が最も賑やかだ。たまたま日曜日だったのでシンタクラースがいた。ドイツの町に現れる聖ニコラウスと同じ様な格好をしているが、彼はシンタクラースである。カトリック教のシンボル聖ニコラウスSt.Nikolausはオランダでシンタクラースと呼ばれ、アメリカへ渡ったオランダ移民によってアメリカに伝わり、サンタクロースとなったそうだ。アメリカのサンタクロースは赤いダブダブのパジャマのような服を着ているが、シンタクラースは聖ニコラウスと同じく司教の格好をしている。ループレヒトという怖いお供を連れており、良い子には飴を、悪い子にはループレヒトが鞭を与えるのだ。シンタクラースに会えるのはドイツでもここだけ。他のドイツの町には無いポツダムのクリスマスマーケットである。

データ

オランダ地区のクリスマスマーケット屋台に並ぶ布の袋 オランダ地区のクリスマスマーケット屋台に並ぶ布の袋

開催期間:2019年11月25日から12月29日まで
屋台が開かれている時間:
 11月25日(オープニングデー)は16:00〜20:00
 日曜日から水曜日までは毎日11:00〜20:00
 木曜、金曜、土曜は11:00〜21:00
 12月5日は11:00〜22:00
 12月24日は休み
 12月25日、26日は11:00〜19:00
 12月29日(最終日)は11:00〜17:00

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/12/11)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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