page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD

ドイツ・レーゲンスブルク・祭り・イベントの現地ガイド記事

RSS

海外現地発ガイド通信

160台を超えるオールドタイマーが勢揃い。レーゲンスブルクのクラシックカー・ラリー

掲載日:2017/04/28 テーマ:祭り・イベント 行き先: ドイツ / レーゲンスブルク ライター:吉村 美佳

タグ: イベント 一度は見たい 憧れ



ABガイド:吉村 美佳

【ドイツのABガイド】 吉村 美佳
全ガイドを見る
南ドイツの世界遺産都市、レーゲンスブルク在住。観光局公認ガイドとして働くうち、この街を、もっと皆に知ってほしいと、強く願うようになりました。歴史に絡めたネタや、お薦めホテル、地元の注目イベント、ビールや、珈琲、料理ネタもしっかり発信していきます。

マイバッハ博物館から参加した車。80〜90年前に造られた、多分参加する車の中で最も古いもの。 マイバッハ博物館から参加した車。80〜90年前に造られた、多分参加する車の中で最も古いもの。

クラシックカー・ラリーについて

レーゲンスブルクのクラシックカー・ラリーは、製造されてから30年以上経った車だけが参加できる。2017年のラリーは14回目とまだ歴史は浅いですが、過去にはフィンランドからも参加者が来るなど、注目されるラリーです。
ここには憧れの車が勢ぞろい。ポルシェが当たり前すぎるなんて、スゴイ。日本車では、マツダのファミリアやトヨタのセリカも過去に出場しています。参加する車の半数強は、ここレーゲンスブルク及びその近郊に存在します。
ラリー前日の午後に徐々に集まってきた車は、一眼レフで写真を撮る人、車の細部までしっかり観察したり、所有者との会話を楽しむ人等に囲まれます。
当日の朝は9時から1台ずつ出発、十数か所のチェックポイントを決められた時間に通り過ぎ、200kmを走り抜きます。助手席の人が、タイムキーパーとなるのです。

 

大聖堂の前の広場は、オールドタイマーでぎっしり。ラリーの前日の午後、徐々に車が集まってくるが、それを見るのも良し。車の持ち主が近くにいるので、色々質問をしたり、雑談したり。所有者と友人、親戚などがシャンパンで乾杯している姿も見られる。 大聖堂の前の広場は、オールドタイマーでぎっしり。ラリーの前日の午後、徐々に車が集まってくるが、それを見るのも良し。車の持ち主が近くにいるので、色々質問をしたり、雑談したり。所有者と友人、親戚などがシャンパンで乾杯している姿も見られる。

見所は、実はラリーの前日とラリーの終了後!?

参加している人達の中には、全国のオールドタイマーの集まりに参加し、タイトルをたくさん獲得している人もいるようです。
レーゲンスブルクのラリーに参加するためには、ネット上で申し込みます。深夜0時に始まり、ほんの数分で全ての出場枠がうまってしまうくらい、人気が高いのだそうです。
オールドタイマーが会場に到着すると、黄色いバラの生花が1輪ずつプレゼントされ、車内に飾られます。運転手の中には女性も稀にいますし、運転手と助手が、お揃いのお洒落な服を着ていたり、粋な帽子をかぶっていたりもし、お洒落です。
観客としては、ラリーのコースをチェックし、通過するスポットから応援することは出来るのですが、ゆっくりと車を観察したいのであれば、前後のイベントをお勧めします。

 

フォルクスワーゲンT1 フォルクスワーゲンT1

現役で活躍するオールドタイマー

古き良き時代のオールドタイマーを目の前にすると、時間を忘れて見とれてしまう。全て、手入れのしっかり整ったピッカピカの車。見てもらうためだけに生まれてきたように思われますが、実際現役でバリバリ走っている車が中心です。
例えば、フォルクスワーゲンのT1も、このラリーでは常連ですが、冬の間は凍結用の塩が道路に撒かれ、車を傷めることから、11月から3月は使われていません。スピードがあまり出ないので、高速道路も走りません。シートベルトも後部座席にはありません。ドイツは全席シートベルトが義務付けられていますが、オールドタイマーは特別扱いで問題はないのだそうです。
レーゲンスブルクのクラシックカー・ラリーに参加している常連の車が時々街中を走っています。それを見付けて嬉しくなるのは、私だけでしょうか。

 

大聖堂前に並ぶオールドタイマー。それを写真に写す人。すごい賑わいです。 大聖堂前に並ぶオールドタイマー。それを写真に写す人。すごい賑わいです。

かっこよさだけでなく、希少価値にも是非注目を!

オールドタイマーと一口に言っても、色々あります。(細かくは、ここに参加する車には、ヤングタイマーも含まれます。)
フェラーリ、ランボルギーニなども参加するのですが、これらを初めて見た時は感動でした。車に詳しい人ですと、同じポルシェでも、製造台数の少ないものや希少価値の高いものなら魅力的なのでしょう。一方、上で紹介したフォルクスワーゲン T1などは、スポーツカータイプのものと比べると一見魅力は少ないのですが、「移動手段」または「運搬手段」を主な目的として使われる車種であっただけに、良い保存状態で現在に残るのは難しい、つまり希少価値は高いのだそうです。このフォルクスワーゲンの持ち主は既に約30年もこの車を所有していますが、その間エンジンを含め、高額な投資をし、オリジナルに忠実な形にしています。

 

牽引車に乗って、帰路につく車 牽引車に乗って、帰路につく車

背景には色々なドラマが

オールドタイマーなだけに、完走することができず、リタイヤする車もあります。数年前は、小雨が降りました。オープンカーの中には、屋根が閉まらないものもあり、車内で傘をさして、ゴールインしていた人もいました。昨年は、イベントが終わって帰路につく際に、牽引車で移動していく車もありました。常連の車ですが、いつもそうだったのかしら。
華やかなクラシックカー・ラリーの背景には、色々なドラマがありそうですね。
2017年のラリーは、7月2日(日)、ノイプファー広場からスタートです。
14. Regensburger Classic Rallye 
【参考】http://www.amc-deuerling.de/regensburger-classic-rallye/regensburger-classic-rallye-home/(ドイツ語)

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/04/28)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 
 
エイビーロードTOPへ

海外旅行の比較検討サイト エイビーロードでぴったりの海外ツアーが探せる、見つかる! 160社超の旅行会社の提供するツアー・航空券、海外ホテルの比較検討ができます。
海外旅行に必要な現地の情報『海外旅行徹底ガイド』や現地在住のABガイドも要チェック!


おすすめガイド記事