page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
ドイツ・レーゲンスブルク・世界遺産の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

世界遺産ビジターセンター・レーゲンスブルクは、雨や寒さをしのぎたい時にもおすすめ


掲載日:2020/01/20 テーマ:世界遺産 行き先: ドイツ / レーゲンスブルク

タグ: ためになる ひとり旅 世界遺産 博物館 歴史


世界遺産ビジターセンター

ビジターセンター入り口。写真一番手前にある柱のようなものは、石橋の付け根にある時計台のアーチの部分。ここに昔は扉があったのでしょうか。施錠できるようになっていたのかな?と歴史に引きつけられます。 ビジターセンター入り口。写真一番手前にある柱のようなものは、石橋の付け根にある時計台のアーチの部分。ここに昔は扉があったのでしょうか。施錠できるようになっていたのかな?と歴史に引きつけられます。

レーゲンスブルクのシンボルである、ドナウにかかる石橋の脇に、このビジターセンター(2011年開館)はあります。
ここは、2006年に世界遺産となった(自由都市)レーゲンスブルクと(バイエルン州)シュタットアムホーフについて、ドイツ語と英語にてわかりやすく説明するための施設です。ツーリストインフォメーションも併設されており、係りの人がカウンターに座っているので、質問したいことがあれば、どんどん利用しましょう。
旅行で到着したのが土日であっても大丈夫。ここは毎日オープンしているので、非常にありがたい施設。旅行者の味方です。

ここは、遠隔貿易で一旦塩を蓄えるための「塩の貯蔵庫」だった

東からの外観。屋根がとっても高く造られているのは、これだけ塩を貯蔵することができると周りに主張する、見栄のため。 東からの外観。屋根がとっても高く造られているのは、これだけ塩を貯蔵することができると周りに主張する、見栄のため。

以前、塩は白い黄金と言われるくらい貴重なものでした。13世紀ごろから塩の貿易が行われていたようですが、このビジターセンターは、もともと塩の貯蔵庫として1616年から1620年にかけて建てられたものです。それ以前に使われていたアンベルガー塩の貯蔵庫(1485年から1492年建設、1551年拡張、改築後1992年より学生寮)が石橋の北西に位置するのに対し、石橋の北東に、より規模を大きくして造られました。
19世紀終わりまで塩の貯蔵庫として使われた後、一旦改築され、計量行政機関が1855年から1955年までこの建物の1階にありました。そしてその後、紛失物の保管所として利用された後、1989年より考古学的な調査および改築が行われ、現在に至ります。

尚、ドナウの対岸、(バイエルン州)シュタットアムホーフにも、塩の貯蔵庫があります。アンドレアスシュターデルと言う名のこの貯蔵庫は、1597年に建てられていますが、(自由都市)レーゲンスブルクに関税を支払う関係上、バイエルン州の塩のやり取りは困難を極めたようです。

現在の建物の使用目的

入り口入ってすぐの階段を登っていくと、会議室、多目的ホールがあります。普段は施錠されているので中に入っていくことはできませんが、とっても素敵な造りです。あちこちに見られる太い梁は圧巻。 入り口入ってすぐの階段を登っていくと、会議室、多目的ホールがあります。普段は施錠されているので中に入っていくことはできませんが、とっても素敵な造りです。あちこちに見られる太い梁は圧巻。

石橋側からは、お土産物屋さんなどの店舗に直接アクセスできる他、反対側に廻ると、世界最古のソーセージ屋さんとして知られる、歴史的ソーセージのお店のレストランホール、および期間限定で展示が行われるギャラリーがあります。

上の方に上っていくと、レーゲンスブルク市が管理する会議室、多目的ホールとなる広間がいくつかあります。これらの広間を借りようとすると、世界遺産がいかに「扱いの難しい」ものであるかを実感することになります。例えば、市の職員が、火災などにならないように立ち会う必要があるため、会場を借りる他にも、その人件費が加算されること、デコレーションには、火災の原因になる紙製品を使わないこと、などの条件があるのです。

ビジターセンターでは何が見られるの?

ビジターセンター内部の様子。入り口を入ってすぐに、大きな地球儀のモチーフがお出迎え。タブレットで情報を検索することもできますが、奥にある展示をぐるりと廻れば十分。無料の地図をもらったり、レーゲンスブルクについての本を買うことも可能。 ビジターセンター内部の様子。入り口を入ってすぐに、大きな地球儀のモチーフがお出迎え。タブレットで情報を検索することもできますが、奥にある展示をぐるりと廻れば十分。無料の地図をもらったり、レーゲンスブルクについての本を買うことも可能。

英語およびドイツ語のみとなりますが、世界遺産となったレーゲンスブルクの昔々がわかる情報がたくさん。この街を気に入った方、是非ここへも足を運んで見てください。全部をじっくり見なくても、面白そう!と思ったところだけ見ていただければ十分。なんせ入場料は無料で、年中無休。
石造りの建物の中は、暑い日も涼しく、寒い日には暖房が入っているから暖かく、雨風の日は屋根の下。ビデオを見たりできる場所があるので、座って一息つくこともできる。そんな、ありがたい場所です。

石橋の歴史や、バイエルン州と自由都市レーゲンスブルクとの国境などなど、色々なものについて学べます。中世の建物の素晴らしさを鑑賞するのにもピッタリ。昔の建築を壊さずに、綺麗に改築されているのは、さすが、重要文化財です。

街中にある観光の中心となる建物についての情報が、無料で持ち帰れるように用意されています。特に、トゥルン・ウント・タクシス城に行く予定のある方は、(わかりにくくて行きにくい場所ですが)ここでメモを持ち帰ると、道に迷うことなく出掛けられることでしょう。

基本情報

時計のついた赤い塔のすぐ左にある大きな建物が、塩の貯蔵庫(石橋から)です。時計台の下に入り、すぐ左が入り口。 時計のついた赤い塔のすぐ左にある大きな建物が、塩の貯蔵庫(石橋から)です。時計台の下に入り、すぐ左が入り口。

世界遺産ビジターセンター

住所: Weisse-Lamm-Gasse 1

公式ホームページ: https://www.regensburg.de/welterbe/besucherzentrum

開館時間: 毎日10時から17時。

入館料: 無料


その他、旧市庁舎にも、ツーリストインフォメーションがあります。
こちらも毎日開いています。

旧市庁舎ツーリストインフォメーション
住所: Rathausplatz 4
開館時間: 平日10時から18時、土曜日、日曜日は16時まで。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/01/20)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索