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ドイツ・レーゲンスブルク・美術館・博物館の現地ガイド記事

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海外現地発ガイド通信

バイエルン州歴史博物館が2019年6月5日にオープンします。

掲載日:2019/02/21 テーマ:美術館・博物館 行き先: ドイツ / レーゲンスブルク ライター:吉村 美佳

タグ: ためになる 新しい 博物館 歴史



ABガイド:吉村 美佳

【ドイツのABガイド】 吉村 美佳
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南ドイツの世界遺産都市、レーゲンスブルク在住。観光局公認ガイドとして働くうち、この街を、もっと皆に知ってほしいと、強く願うようになりました。歴史に絡めたネタや、お薦めホテル、地元の注目イベント、ビールや、珈琲、料理ネタもしっかり発信していきます。

博物館祭で賑わう2018年6月 博物館祭で賑わう2018年6月

ドナウ川沿いに建つ近代的建物

旧市街の北東部、ドナウ川沿いに、大きな近代的な建物が完成しています。
この建物が、今回のテーマ、バイエルン州歴史博物館です。
色々ありましたが、今年2019年6月5日にオープンします。

市民の意見は色々です。
近代的な大きな建物が、世界遺産都市、中世の街並みを残す街、レーゲンスブルクの外観を悪くする、と考えている人もいます。
(一応、ヨーロッパ中から254もの応募があった中、選ばれたデザインだそうですが。)
ただでさえ、旅行客の多さに頭を抱えている人もいます。

確かにデメリットもあるでしょうが、私はこのオープンを待ち遠しく思っています。祖父母に昔はどうだったの?って話を聞く感覚で、そんな時代のバイエルンでの生活ぶりが手に取るように見える、そんな予感がします。

 

2018年6月9日に博物館祭のイベントの一つとして行われたライトアップ。建物がピンクになったり、青になったり、イラストが現れたり。 2018年6月9日に博物館祭のイベントの一つとして行われたライトアップ。建物がピンクになったり、青になったり、イラストが現れたり。

当初、2018年11月にオープンを予定していましたが・・・

2018年11月のオープンを目指して着々と準備が進められていたのですが、実は2017年7月に原因不明の火災が発生。
結局犯人も、原因も分からないままで、1000万ユーロもの余分な費用を発生、オープン予定を大幅に遅らせる形で工事が進められました。

予定が変更になったのは、非常に残念な事でした。
というのも、この予定は、自由国バイエルン州(Freistaat Bayern)設立100周年記念であり(注:1806-1918年は、バイエルン王国 Koenigreich Bayern)、かつバイエルン王国憲法制定から200年というタイミングだったからです。

火災で、予定通りには確実にできない事がわかっても、それでもなんとかイベントを催そうとして開かれたのが、2018年6月の博物館祭でした。
展示物はまだ入っていないものの、建物は完成しており、内部を見学できるイベントでした。360度周囲を見回すことができる、という売り文句の内部は、そこに到達するまでに1時間以上の長蛇の列だったようです。

 

2013年9月の様子。 2013年9月の様子。

博物館建設の経緯

この博物館は、1800年以降のバイエルンの歴史を紹介するためのものですから、何もレーゲンスブルクでなくてもよかったわけです。
立候補した25都市の中から選び抜かれたのが、ここレーゲンスブルク。その理由は、(1)重要文化財保護の観点と、エネルギー効果についてのコンセプトが認められた、(2)バイエルン州の最初の首都、だそうです。
ドナウ川沿いのこの立地は、1900年頃には、フンネン広場を中心に建物が密集した場所、その頃、穀物倉庫がありましたが、第二次世界大戦で崩壊、その後、駐車場であり、かつ週一でドナウの市場が開かれていた場所です。
2013年頃は、考古学調査の真っ最中でした。毎週水曜日には、市民にその調査の結果を報告するためのツアーが開催されていたりして、レーゲンスブルクの住民も高い関心を示している事が伺われる場所です。
当時、1200年前の建築物の一部(木製)が発見されたり、800年前の焼け焦げたパンが見つかったりして、新聞を賑わせていました(この地区には、3つのパン屋さんがあったそうです)。

 

2018年1月の時点での博物館の外観 2018年1月の時点での博物館の外観

バイエルン州歴史博物館、展示内容

展示物は、その多くが市民に投げかけた募集により集まったもののようですが、最も重たい展示物の一つとしては、100年前の蒸気機械(5トン)だそうです。これが、展示物としては第一号で入館したものになります(2018年9月)。

ミュンヘンの醸造所、リューベンブロイのマスコットであるライオンも、1950年から40年間使われていたものが展示されるようです。これは、高さが4mもある、オクトーバーフェストの会場に飾られていたものです。

 

2019年2月9日現在の外観 2019年2月9日現在の外観

基本情報

オープン予定は、2019年6月5日。その後、6月一杯は、大人料金が普通5ユーロのところ、無料での公開だそうです(18歳未満は、その後も無料)。

住所 : Donaumarkt 1, 93047 Regensburg
開館時間 : 9時から18時(休館日は月曜日)
ホームページ : https://www.museum.bayern/museum.html

直近の特別展示としては、2019年9月中旬から2020年3月中旬まで、1000年の中で見つけた100の財宝、があります。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/02/21)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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