天然のアイススケート場

ドイツ・レーゲンスブルク・大自然の現地ガイド記事

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天然のアイススケート場

掲載日:2017/11/12 テーマ:大自然 行き先: ドイツ / レーゲンスブルク ライター:吉村 美佳

タグ: 子供にオススメ 大自然 冬にオススメ



ABガイド:吉村 美佳

【ドイツのABガイド】 吉村 美佳
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南ドイツの世界遺産都市、レーゲンスブルク在住。観光局公認ガイドとして働くうち、この街を、もっと皆に知ってほしいと、強く願うようになりました。歴史に絡めたネタや、お薦めホテル、地元の注目イベント、ビールや、珈琲、料理ネタもしっかり発信していきます。

氷点下10度くらいになると、自然が美しい。雪の結晶、氷の結晶、あちこちで目にします。枝に積もる雪までも美しいのです。 氷点下10度くらいになると、自然が美しい。雪の結晶、氷の結晶、あちこちで目にします。枝に積もる雪までも美しいのです。

ドイツの冬

今年は春が寒く、夏も一瞬で終わってしまいました。年によって、気候は本当に異なり、1週間単位で寒かったり、温暖だったり、日本では信じられないような柔軟さです。
一体今年の冬はどうなるのでしょうか。
外に出るときは、しっかり着込めば良いことで、家の中はあったかく快適なのがドイツ。
冬は冬でもいろいろな楽しみ方がありますが、生活していて素敵だと思うのは、寒いながらにも太陽の輝く瞬間。気温が終日マイナスであるにもかかわらず、氷の結晶、雪の結晶など、小さな宝石が自然にゴロゴロしているのを見ると、ドイツの冬の素晴らしさを改めて感じるのです。

 

ドナウ川を優雅に泳ぐ白鳥。この日は、石橋から少し東に3羽いました。 ドナウ川を優雅に泳ぐ白鳥。この日は、石橋から少し東に3羽いました。

ドイツ人は散歩好き

長い冬にも、楽しみはあります。ドイツ人は、太陽が出ると、散歩に出たくなります。そんな時のオススメは、ドナウ川、またはドナウの支流のレーゲン川沿いを歩くこと。運が良ければ白鳥にも出会えます。
ドイツ人にとっては、どんなに雪が積もっていても関係ありません。ポイントは太陽の出ていること。晴れた週末は、老若男女問わずしっかり防寒をして、雪の中でさえも歩きまわるのです。
郊外の丘などを歩き回るのも素敵です。雪が積もって、太陽が出ていたら、尚良し。うさぎの足跡や鹿の足跡に出会うこともあります。
日本人の忙しさに追われた生活から見ると、なんと馬鹿げた、でも非常に豊かな時間の流れなのです。
もし、こんな贅沢を味わいたいのであれば、分厚い手袋、耳までしっかり覆った帽子、暖かいコートは必需品。

 

北の斜面にあるそり山。雪が溶けにくく、幅も広く長さも手頃。住宅街の近くで、いつも賑わっています。 北の斜面にあるそり山。雪が溶けにくく、幅も広く長さも手頃。住宅街の近くで、いつも賑わっています。

子供達の手軽な楽しみ

あちこちにそり山があります。普段は草ぼうぼうの野原ですが、雪が数センチでも積もると、子供達は、そりを持って、どこからともなく集まって来ます。幼稚園児はお父さんやお母さんと一緒に、小学生は、友達同士で。時には、小さな斜面でスキーの練習をする姿もあります。例えば、我が家からは、歩いて行ける距離に2箇所のそり山があり、2km弱離れたところにももう一つ大きなそり山があります。その斜面が東西南北のどの方向を向いているかによって、また、雪が新雪か、氷のようになっているかによってどのそり山に行くかが決まって来ます。午前中はあそこだったから、午後はこっちにしよう、というのもあり。
子供に混じって、親たちもそりを滑ったりします。大人でも、やって見ると意外とハマるものです。

 

氷の中の模様も素敵。まっすぐ伸びる筋は、アイススケートで滑った跡。 氷の中の模様も素敵。まっすぐ伸びる筋は、アイススケートで滑った跡。

天然のアイススケート場

そり滑りは手軽な冬の楽しみですが、もう少し条件が整うと、アイススケートも出来るのです。
氷点下10度程度が1週間以上続くと、そのチャンスは到来します。
さすがにドナウの川は簡単には凍りませんが、その支流のレーゲン川では、夏は遊泳場、冬はアイススケート場となる場所があります。
氷の厚みが8センチを超えると、スケートができます。それでも川と岸の間は、氷が薄いこともあるので要注意。
川がせっかく凍っても、雪がその上に積もれば、せっかくのスケート場も台無し。ほうきを持って、スケート場整備から始めなくてはいけません。
氷がしっかり張ると、自然と人々が氷の上に集合します。アイスホッケーや、アイスストックスポーツもよく見かけます。人ばかりではありません。犬も駆けずり回っています。

 

アイスホッケー、犬の散歩、アイススケートなど人それぞれ。 アイスホッケー、犬の散歩、アイススケートなど人それぞれ。

10年に一度?

ドナウに架かる石橋には、元来3つの塔がありました。その中央の塔は、1810年氷河によって壊されました。今でこそドナウの川が凍ることは本当に珍しいことですが、2016/17年の冬にその一部が凍りました。その10年前にも凍ったようです。
偶然にもドナウの川が凍ったなら、平日だろうが週末だろうが、是非出かけたいものです。
スケート靴のレンタルはありませんから、マイシューズが必要です。スポーツ用品店にわざわざ買いに行ってもいいですが、ブーツのままでお散歩するのも良し。
アイススケートに挑戦する場合でも、スケートリンクのように滑らかな氷ではなく、厚い氷の下には植物があったり、デコボコの氷もあったりするので、新鮮な味わいとなることでしょう。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/11/12)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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