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追求!「ダンプフヌーデルのウリ」の本当の魅力


あまりにも知られていない事実

ここのダンプヌーデルは天下一品。それは誰もが認めること。でも、それしか知られていないのはちょっと悲しい。 ここのダンプヌーデルは天下一品。それは誰もが認めること。でも、それしか知られていないのはちょっと悲しい。

ダンプヌーデルで有名なお店。ただ巷の日本語の情報ではそれ以上知ることは不可能。なのでもう少し追求してみることにしました。
ダンプヌーデルとは、イースト生地をミルクで蒸した、バニラソースをたっぷりかけたもの。
店主のウリさんは、チェコ北西部にある日本人にも人気の温泉地カルロヴィ・ヴァリの出身。ウリさんにお話を伺うことが出来ました。

2020年5月5日でちょうど開店45周年だそうです。水曜日から日曜日までの営業を、1日も欠かしたことがないというのは驚きです。
とても魅力的に思ったのは、オーバープファルツ県の昔ながらの料理を提供する数少ない(または唯一の)お店だと言うこと。それが多分、年配のお客様が多い理由の一つでしょう。一人でふらりと立ち寄る客も多く、私が観察した1時間半の間でも、ダンプフヌーデルとそれ以外のメニューの注文数はおよそ半々でした。
勿論ダンプフヌーデルは絶品。バイエルン州で有名な、テレビ出演も多い料理人シューベッカーさんも、真似して作ったけれどとてもとても、と感嘆したそうです。「バイエルン一のダンプフヌーデル」、「ダンプフヌーデルの首都」と言われる所以です。

日替わりのランチメニューもオススメ。

全ての日替わりメニューを試してみたくなるほど美味しい。マウルタッシェの生地ジャガイモの生地の扱いは難しい。芸術的な仕上がりで、中の詰物も端の端まであって感動。下に敷かれたサワークラウトで生地がべちょっとなるかと思ったら最後の最後までカリっ! 全ての日替わりメニューを試してみたくなるほど美味しい。マウルタッシェの生地ジャガイモの生地の扱いは難しい。芸術的な仕上がりで、中の詰物も端の端まであって感動。下に敷かれたサワークラウトで生地がべちょっとなるかと思ったら最後の最後までカリっ!

日替わりのランチメニューも最高です。
私はこのお店に通い詰めて、全品を制覇しなくては!と思っています。

オーバープファルツ県で昔食べられていたけれど、もうどこも扱わなくなったようなものをここでは提供されているようです。
今回私がいただいたのは、マウルタッシェと言われるもので、ジャガイモと小麦粉と卵で作られた生地にお肉が入ったものでした。とても丁寧に下準備がされた芸術作品。
付け合わせはサワークラウトかりんごのムースが選べましたが、私はサワークラウトにしました。実はサワークラウトもお店で食べれば必ずしも美味しいわけではないのですが、ここのは、勿論とっても美味しかったです。

コーヒーは小さなコーヒーカップか、またはポットでのサービスかが選べます。味のしっかりした美味しいコーヒー。ブラックで飲まれる方も、このしっかりした味に満足されることでしょう。
実はこのコーヒー豆は、レホリックというレーゲンスブルクにあるお店のもの。レホリック経営者一家も、ウリさんと同胞(カルロヴィ・ヴァリ)のようですね。

有名人やリーピーターも

店内ぐるりと見回すと、一番上はビールジョッキ。なぜかな、といつも疑問に思っていました。 店内ぐるりと見回すと、一番上はビールジョッキ。なぜかな、といつも疑問に思っていました。

ドイツの俳優、歌手、音楽家、お笑い芸人、サッカー選手など、色々な有名人がここを訪れています。壁には、そんな人たちのポスターやサインなどがたくさん。
日本のテレビの取材班が1983年に来たときの撮影の様子の写真もありました。店主のウリさんは、どこに何が飾られているかもご存知で、その中のいくつかを説明してくれました。
店内にビールジョッキが飾られていますが、それはウリさんの個人的なコレクションの一部(でも、価値の高いものを含め、まだ500くらいはご自宅にあるのだとか)。1日も休まず45年間働き続けているウリさん、アシスタントに的確な指示を出しながら、料理されているのがカウンター席からしっかり拝見出来ました。でも常連さんがいらっしゃると、普通にお話をされたり、小さなお子さんが怪我をしないように気を配ったりと、ベテランぶりが伺えます。

建物も堪能して欲しい。13世紀に富豪商人が建てた塔

バウムベルガー塔。鮮やかなピンクの建物。街の中心部にありながらも、メインの通りから一歩入った場所で、立地も非常に良い。 バウムベルガー塔。鮮やかなピンクの建物。街の中心部にありながらも、メインの通りから一歩入った場所で、立地も非常に良い。

ここは、1260年にインゴルシュタット出身の富豪商人が建てたバウムベルガー塔。28mの高さは、レーゲンスブルクに現存するおよそ20の富豪商人が造った塔のうち、黄金の塔(52m)に次いで二番目の高さを誇ります。ゴシックの窓と二階には昔は、ロッジアと呼ばれる開放的なベランダのような造りになっておりました。
塔は高ければ高いほど、その商人がお金持ちであることを示すもので、当時イタリアを見習って60ほどの同類の塔があり、レーゲンスブルクの街のシルエットを作り出していました。
さて、このバウムベルガー塔ですが、その後、18世紀半ば以降には板金屋がここに入っていました。
建物の表面は、1968年までは剥き出しの石だったようです。
ここを板金屋の後は、少しの期間クナイぺ(居酒屋)が入っていましたが、その後1945年から譲り受けたウリさん。当時はお金がなかったそうですが、すぐにお店は大繁盛。このお店を有名にしたのです。
ちなみにここの地下には、大聖堂からコーレン広場までの住宅や店舗のために電気を供給するトランスフォーマーが、1957年以降設置されています。

【基本情報】

ゆったりと、昔話を含め色々なお話をしてくださった店主のウリさん。45年間1日も休むことなくお店で働いているのだそうです。自分のお店を構える前は、いろいろな地で修行を積んでいらっしゃる様です。 ゆったりと、昔話を含め色々なお話をしてくださった店主のウリさん。45年間1日も休むことなくお店で働いているのだそうです。自分のお店を構える前は、いろいろな地で修行を積んでいらっしゃる様です。

Dampfnudel Uli
住所 Watmarkt 4

お店は小さく、大人気店。オススメの時間帯は、12時から14時半以外!メニュー次第では、30分待ちもあるようですが、待つだけの甲斐があります。ダンプフヌーデルは、5分くらいで出てきます。

ここに記載されている情報は、私が個人的にたくさんの情報(古書や義理の祖父から受け継いだ雑誌の切り抜きなど)を読んだり、直接取材することによって得たものです。
この情報を二次利用される方は、どうぞ出典としてこのページにリンクを貼って下さい。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/03/05)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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