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ドイツ・レーゲンスブルク・憧れホテルの現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

かつての国王級の人が泊まったホテルは、今でも人気、ゴールデネス・クロイツ


掲載日:2020/12/23 テーマ:憧れホテル 行き先: ドイツ / レーゲンスブルク

タグ: カフェ 一度は行きたい 歴史


ゴールデネス・クロイツ(黄金の十字架)

ハイド広場にある建物は、どれも素敵。シンプルだけど大きな中世の建物。ここが16世紀からずっとホテルだなんて、何百年もの歴史を考えると、感慨深いですね。 ハイド広場にある建物は、どれも素敵。シンプルだけど大きな中世の建物。ここが16世紀からずっとホテルだなんて、何百年もの歴史を考えると、感慨深いですね。

このホテルが建つのは、ハイド広場の一角。ハイド広場は、もともとは街の外れにあり、草ぼうぼうの広場だったそうです。ハイド広場(Haidplatz)のハイドとは、古いドイツ語では、Heideと書くのですが、葦、藪、灌木などの意味があります。13世紀には、この広場を取り囲むように富豪商人たちが家を建て、そのうちの一つが16世紀からホテルとなりました。これが、ゴールデネス・クロイツです。
隣国オーストリアの国王に至っては、代々ここのホテルを利用していますし、バイエルン王であるルートヴィヒ1世も皇太子の時代からここに何度も泊まっていると言います。
神聖ローマ帝国の首都として機能していた時代には、帝国議会の会場がこのホテルから近かったこともあり、非常に便利が良く、頻繁に利用されていました。そんな特別な歴史を持つホテルです。

ドン・フアン・デ・アウストリア

ドン・フアン・デ・アウストリアの像は、旧市庁舎のすぐ東にあります。レーゲンスブルクを代表する英雄です。 ドン・フアン・デ・アウストリアの像は、旧市庁舎のすぐ東にあります。レーゲンスブルクを代表する英雄です。

このホテルを舞台としたカール5世の恋物語は有名です。
カール5世は、神聖ローマ帝国の議会のために、ここのホテルを幾度となく長期滞在場所として利用していたのですが、その5回目の滞在時(46歳当時)、レーゲンスブルクの一般人女性バーバラ・ブロンベルク(18歳)と知り合いました。その翌年1547年、この二人の子供として産まれたのが、このドン・フアン・デ・アウストリアです。3歳の時に、母親から引き離されてスペインで育つことになりましたが、軍人となり、ヨーロッパ対オスマントルコの有名な戦い、レパントの海戦で、ヨーロッパを勝利に導いた、その指揮者となったのです。

母親に当たる、バーバラは、ベルト職人の娘として生まれました。父親の働いていたお店もこのホテルから200mほどの小道沿いにあったようです。バーバラ自身は、後に別の男性と結婚し、ベルギーのブリュッセルに住んでいたのですが、息子であるドン・フアン・デ・アウストリアの死後、スペインへ引っ越し、最後までレーゲンスブルクに戻ることがなかったようです。

カフェとしての魅力

カフェの内部は落ち着いています。ゆっくり仲間で話したい人は、奥の部屋がオススメ。それ以外は広いこの空間が適度なサービスを受けやすくオススメ。 カフェの内部は落ち着いています。ゆっくり仲間で話したい人は、奥の部屋がオススメ。それ以外は広いこの空間が適度なサービスを受けやすくオススメ。

冒頭では、ホテルとして紹介したこのゴールデネス・クロイツですが、一階は広々としたカフェとなっています。
夏場は広場を見渡すことが出来るテラス席がオススメ。人の行き来を楽しみながら、それでいて、ゆったりと出来る良い空間です。
老舗のカフェなので、カプチーノを頼むよりは、丁寧に入れられたドリップコーヒーがオススメ。お水が添えられてサービスされます。
ケーキはショーケースにたくさん並んでいますが、甘みが強くなく、日本人受けする美味しいもの。メニューへの細かい記載がないので、ケーキを食べたいけれど、ドイツ語や英語での注文は難しい場合は、ショーケースまで行って指差しで頼むといいです。
客層は、高齢の方も他のカフェと比べるとダントツ多いですが、若い人もたくさん。深みのある落ち着いた赤い椅子が白い壁に映え、とても優雅な感じ。猫脚の家具というのも、高級感を漂わせます。
特に午後は、お客さんがいっぱいですが、大人数でも入りやすく、または大切なお話をしたい人とでもゆっくり時間を気にせずに座って居られるのが魅力。比較的空いている午前中も、朝食メニューが充実しています。
地元の人、旅行者にも愛されるカフェです。

現在も人気のホテルとしての一面

ホテルの入り口は少し奥まったところにあります。タクシーで到着した場合も、車が制限されている旧市街ではありますが、広場まで乗り入れることができるので便利です。 ホテルの入り口は少し奥まったところにあります。タクシーで到着した場合も、車が制限されている旧市街ではありますが、広場まで乗り入れることができるので便利です。

この原稿を書いている11月上旬、電話で少しお話しを聞くことが出来ました。ロックダウンを利用して、ホテルを大体的に改築、改装しているとのことで、残念ながら内部を見学することは出来ませんした。(11月末を目処に、工事も落ち着くようです。)

ホテルの予約サイトなどにはたくさんの写真が出ていますが、どれを見ても非常に高級感のあるお部屋。贅沢を思う存分味わいつつも、その割にお値段は良心的。そして、立地条件も最高で、町の中心部にあるので短期の滞在でも細切れの時間でさえ有効活用して、レーゲンスブルクの街を堪能できること間違いなし。

また家族連れや、長期の滞在には、アパートメントタイプのお部屋もあります。贅沢な広さのお部屋に、台所などもついているので、自分で料理を作ることも出来ます。長い旅行中に、いつも外食ばかりですと、ドイツの食事で胃も疲れてきた、そんな時にもありがたいですね。

基本情報

ホテルがある三角形の広場、ハイド広場には古い歴史が詰まっています。印象深い中世の大きな建物に囲まれた広場です。 ホテルがある三角形の広場、ハイド広場には古い歴史が詰まっています。印象深い中世の大きな建物に囲まれた広場です。

ホテルの立地条件は最高。ホテル宿泊は、時期や曜日にもよりますが、100ユーロ程度から(シングルルーム)、135ユーロ程度から(ダブルルーム)利用できます。

レストランも複数すぐそばにあります。ドナウ川や大聖堂などの観光名所も全て徒歩圏です。

公式ホームページ https://www.hotel-goldeneskreuz.com

ブッキングコム内のページ https://www.booking.com/hotel/de/goldenes-kreuz.de.html

住所 Haidplatz 7, Regensburg

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/12/23)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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