シュヴァルツヴァルトグルメガイド
シュヴァルツヴァルトのグルメ・伝統料理
この地域では食事の楽しみも大きい。料理は隣接するフランスから様々な影響を受け、ドイツの中でも特にグルメに評判が高い。郷土料理のドイツ風パスタ「シュペッツレ」は肉料理の付け合わせにしたり、チーズをかけてグラタンのようにして食べられている。また「シュヴァルツヴェルター・シンケン」と呼ばれるハムは、香り高く地ビールとの相性も抜群だ。この地方が発祥のお菓子には「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」がある。”黒い森のサクランボケーキ”という意味で、甘酸っぱいチェリーとココア風味の生地がとても美味しい。(2015年編集部調べ)
シュヴァルツヴァルトのレストラン・屋台
あまり知られていないが、シュヴァルツヴァルト地方は、ミシュランの星付きレストランがドイツで最も多い地域。素朴で美味しいドイツの郷土料理から洗練された独創的な料理まで、様々なレストランが揃っている。小さな町でも、地ビールや特産のワインと美味しい食事を気軽に楽しめる店には困らない。時間が取れない時や小腹が空いた時には、ドイツ独特の屋台インビスで、ソーセージやケバブで済ませてもいいだろう。カフェで一息付くなら、この地方の名物ケーキ、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテを味わってみよう。
シュヴァルツヴァルトの水・お酒
ドイツの水道水はそのまま飲む事もできるが、水質が日本とは異なるので、人によってはお腹が緩くなってしまう事もある。心配な人は、キオスクやスーパーマーケットでペットボトル入りのミネラルウォーターを購入しよう。炭酸入りと無しのものがあり、現地ではガス入りが一般的。お酒では、地ビールはもちろんだが、「キルシュヴァッサー」と呼ばれる香りの良いサクランボの蒸留酒や、良質のバーデン・ワインの生産地でもある。是非、郷土料理と一緒に味わってみよう。
現地ガイド発!シュヴァルツヴァルトのグルメ・料理最新情報
2018/07/10 グルメ
ドイツのおいしい一品、マウルタッシェン
ギーンゲンにあるシュタイフ博物館内レストランのマウルタッシェン
ドイツ西南部に位置するバーデン・ヴュルテムベルク州。歴史的にはバーデン大公国とヴュルテムベルク王国に分かれていたのが20世紀半ばに一つの州となった。ワインの美味しい地方でもあり、古くから造られていたため栽培地域もバーデンワインとヴュルテムベルクワインに分かれている。“美味しいワインがある所には美味しい料理がある“、と言われるように、ここは美食家の土地。フランスと国境を接しているためか、純粋なドイツ料理と少し異なる食文化がある。シュペッツレSpaetzleと呼ばれる玉子麺や、ラビオリのようなマウルタッシェンMaultaschenがその代表だ。シュペッツレは付け合わせとしてはそのままで、メインとし…続きを見る
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