ミコノス島と人気を二分するサントリーニ島

(その1から続く)アテネ近郊のピレウス港からフェリーで約8時間、高速船でも5時間、飛行機で1時間なのが、サントリーニ島です。白とブルーのコントラストはミコノス島と同じですが、船で来るにはやや遠いので、ミコノス島のように、日帰り観光客がグッと少なくなります。その分町中の混雑ぶりや、呼び込みなどはミコノス島ほどでなく、ゆっくり滞在したいなら、断然サントリーニ島のほうをおすすめします。サントリーニ島は、三つの島から成り立っています。火山島が噴火して、カルデラと三つの外輪山を作ったのです。日本で言えば、鹿児島の桜島と大隅半島の形に似ています。飛行機を利用する人は、この風変わりな島の形をよーく見てくださいね。それだけでも美しいです。また南西部にはアクロティリ遺跡があり、ここで出土された見事な壁画の数々は、アテネ国立考古学博物館に収蔵されています。ぜひアテネとセットで見学してみてください。

ギリシアのアテネから行くエーゲ海の島(その2)サントリーニ、ナクソス、パロス、イオス ギリシアのアテネから行くエーゲ海の島(その2)サントリーニ、ナクソス、パロス、イオス

最近ににわかに人気が出てきたナクソス島

最近、ギリシアの島ファンの間で人気急上昇なのが、ナクソス島です。フェリーでミコノス島から3時間弱、サントリーニ島から2時間です。飛行場がなく、船で来るしかないので、ミコノスやサントリーニのような喧騒はここにはありません。地元の家族連れが、夏休みに家族で遊びに来るような雰囲気の落ち着いた島です。ミコノス島が最も物価が高く、サントリーニ島がそれに続きますが、ナクソス島まで来ると、ホテルや食事が半額程度の安さになるのです。ようやくギリシアの物価になったとホッとできる島です。ホテルはツインで5000円も出せば快適ですし、レストランでシーフードのセットを食べても1000円程度です。魚だけでなく、タコやイカ、エビとシーフード好きなら、この島はたまらないでしょう。またナクソス島は、ゼウスが育ったいう神話があり、ベネチア共和国が支配した中世の建物も残っています。ミコノス島などとはまた違った雰囲気を味わえます。

おしゃれなパロス島、学生に人気のイオス島

ナクソス島からフェリーで小1時間の距離にあるのがパロス島です。白とブルーのとてもきれいな島です。フェリーが港に到着すると、宿の人たちが出迎えに来ています。ツインで1泊3000円程度のペンションもあり、ホテルのネット予約が幅を利かす今ですが、それでも現地で交渉したほうが、安く気に入った宿に泊まれる確率は高くなります。パロス島なら、ハイシーズンでないかぎり、そんな行き当たりばったりの旅を楽しんでもいいのでは。ビーチはボートで10分のクリオスビーチがおすすめです。ナクソス島のビーチ並みの透明度です。またパロス島やナクソス島と、サントリーニ島の間にあるイオス島は、ギリシア人の学生たちに人気の島で、物価も安く、美しいビーチが特徴的です。こうした島々なら、1カ月単位で長期滞在してみたいものですね。ホテルの近所の人など顔見知りや友人ができて、きっとまた来てみたくなります。(その3へ続く)