- アリサンドラトゥー芳香
- イタリアのトスカーナに4年、そしてギリシャ、ペロポネソス半島北部の港町パトラ在住13年。ギリシャの大学生に日本語を教えながら、翻訳などもしています。小学生の子供が二人いるので、子連れの旅行についての情報や、もともと好きな遺跡等に関する情報、地中海料理などについて発信中!また、ブログ「地中海とカフェDiary」ではギリシャ生活について綴っています。
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ギリシャのスーパーでは、ヨーグルトのコーナーは充実しています。もちろんヨーロッパの中でもギリシャ人はちょっと肥満率が高めのため、低脂肪のヨーグルトもたくさん!
ギリシャでは、ホテルの朝食にもまず出てくるのが、ヨーグルト。ああ、またヨーグルトね、と思ったら大間違いです。とっても濃厚でまったりしていて、日本でもヨーロッパの他の国でも食べたことがない味なのです。そしてやっぱり濃厚なギリシャならではのハチミツをかけて召し上がれ!クルミのはちみつ漬けをかけるのも、お勧めです。
ギリシャでは乳製品メーカーがこぞっていろいろな(牛乳からつくられた)ヨーグルトを出していますが、基本はこのまったりヨーグルトです。
伝統的な羊のミルクのヨーグルトは素焼きの容器に入っています
面白いことに、お肉料理から乳製品まで、羊のものがよく食べられているのです。
日本ではジンギスカンの料理でちょっと匂いが気になる印象がありますが、ギリシャでは子羊のお肉を食べているので、全然くさみがなく、とびっきりのごちそう。値段も他のお肉より高めです。
店頭ではバターやヨーグルトなどの乳製品は、牛のミルクからのもの、羊のミルクからのものの両方がたくさん並んでいて、知らないと間違えてしまいます。買うときは注意してください。羊のミルクからできたバターは、新年を祝う時のヴァシローピタというケーキを代表として、ギリシャのお菓子にもよく使われています。さすがに乳製品は日本に持ってかえるのは難しいので、滞在中に食べて楽しんでください。
ギリシャのハチミツを買って帰るとしたら、お薦めはこのアッティキというメーカーのハチミツ。ギリシャのハーブや花から集めた蜂蜜の青い缶とギリシャの山の自然を集めた茶色の缶があって、特にこの青い缶は私のイチオシです
ハチミツ作りがとても盛んなギリシャでは、山をドライプしていてもよく養蜂の箱が目に付きます。その近くでは、農家の人が手作りはちみつを道端で直売していたりもするので、買って味見もできるかもしれません。ギリシャに住んでいると、親戚からそういった手作りはちみつを分けてもらったりすることも、しばしば。とても美味しくてパンにつけたり、ヨーグルトと食べたりと、あっという間になくなってしまいます。
スーパーやお店で買うとしたら、一番お薦めは、アッティキというメーカーのもの。野生のハーブや花の豊かなギリシャの自然を生かして、ハーブのタイムを中心にいろいろな花の蜜を集めた青いラベルのものと、山の自然から集められたFINOという茶色のラベルのものがあります。あまりに濃厚な味のため、あわせるのが日本のヨーグルトだとちょっと物足りないほどです。パンにつけたりしてちょっとずつ食べたり、お菓子作りに利用してみたり。ギリシャ伝統のお菓子には、ハチミツを使ったものがたくさんあるので、レシピもお土産に買っておくといいかもしれませんね。
アッティキのハチミツ455グラムの青い方の缶が約7ユーロ(日本円で1,200円くらい)。
ヨーグルトの中でも、私の個人的なお薦めはオリンポスのもの。
1キロの容器で約3.70ユーロ(日本円で650円くらい)です。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/08/23)
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