page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
ギリシア・アテネ・世界遺産の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

ギリシャ観光は、パルテノン神殿なしでは語れない!


掲載日:2007/09/19 テーマ:世界遺産 行き先: ギリシア / アテネ

タグ: ロマン 遺跡 世界遺産 歴史


アテネ市街を一望できるアクロポリスの丘

ヨーロッパ文化の源、古代ギリシャ文明を代表する建築物、パルテノン神殿 ヨーロッパ文化の源、古代ギリシャ文明を代表する建築物、パルテノン神殿

ギリシャをイメージするときに、まず浮かぶものの一つがパルテノン神殿ですよね!古代ギリシャを象徴する世界遺産です。残念ながら今のアテネ国際空港からは遠くて見る機会がなくなってしまったのですが、旧空港からは離陸、着陸の際に上空から見下ろすことができました。アテネの街を埋め尽くす白っぽい建物の中に、リカヴィトスの丘と、パルテノン神殿のあるアクロポリスが、そこだけ時が止まったかのように今も変わりなく高くそびえ、見るたびに古代ギリシャの歴史やギリシャ神話の世界を思い起こさせます。私のお勧めは早朝です。まだほとんど人のいない、遺跡の開場前に、新鮮な朝の空気を吸いながら徒歩でアクロポリスに登り、遺跡入り口の右手方向にある、岩でできた高台にのぼってみてください。(岩が磨耗してすべりやすかったのですが、2004年オリンピックの際に新しい階段が設置されてより安全に上れるようになっています。)早朝の紫がかった空の下、アテネの街を一望できます。そして後ろにはさらに高くそびえるパルテノン神殿とその入り口が見えます。

パルテノン彫刻の返還問題

アクロポリス内で行われていた復元作業の一つ。これがすごい技術で、右におかれた大理石の形をこの機械は読み取って、全く同じ形に大理石を削っているところです アクロポリス内で行われていた復元作業の一つ。これがすごい技術で、右におかれた大理石の形をこの機械は読み取って、全く同じ形に大理石を削っているところです

映画「日曜日はダメよ」で有名なメリナ・メルクーリというギリシャ人の女優さんをご存知でしょうか。古い映画ファンならご存知でしょうね。パルテノン神殿の彫刻の多くは、トルコ支配下のギリシャからイギリス外交官がロンドンへ持ち去ってしまい、それが大英博物館に展示されています。政界でも活躍し、ギリシャの文化大臣ともなったメリナ・メルクーリが1982年に国際会議でパルテノン彫刻のギリシャへの返還を要求して以来、ギリシャではよく話題にのぼるこの返還問題ですが、まだ実現に至っていません。

よみがえるパルテノン神殿

オリジナルの神殿の部分と、複雑な装飾を彫りこまれた復元の部分がはっきり見えます オリジナルの神殿の部分と、複雑な装飾を彫りこまれた復元の部分がはっきり見えます

実はパルテノン神殿は長い年月をかけて、復元作業が少しずつ進んでいます。アクロポリス内にある、小さなアクロポリス博物館もアクロポリスの丘の麓に新しく大きな博物館の建設が進んでいて、移転オープンも間近です。神殿によーく近づいて見学すると、微妙に大理石の色の違いで、復元した部分を見分けることができます。紀元前447年から432年の間に建てられたパルテノン神殿が大きく破壊されてしまったのは、1687年にトルコが弾薬庫として神殿を利用していた時期に、ヴェネツィア軍の攻撃を受けたためだそうで、その後地震などによってさらに破壊が進みました。現代ではもちろん大気汚染なども大理石の大敵となっていますが、この復元計画によって、少しずつ本来の神殿の雰囲気を取り戻しつつあるというわけです。楽しみですね!

アクロポリスから降りたら、楽しいプラカ地区の散策

アクロポリスから見下ろした、かわいらしいプラカ地区の家々の赤い屋根 アクロポリスから見下ろした、かわいらしいプラカ地区の家々の赤い屋根

アクロポリスの丘のふもとにも、いろいろな遺跡があり、その周りは小さなおみやげ物やさんやタベルナ、小さなミュージアム、オープンカフェなどが軒を連ねるプラカ地区です。特別保存地域のため、古き良きギリシャの雰囲気をそのまま残す古い建物が並び、狭い小道が入り組んで、散策したり、お茶する観光客やギリシャ人に人気のスポットです。国会議事堂のあるシンダグマ広場にむかってまっすぐ伸びるファッション・ストリートのエルムー通り(フォリフォリはもちろん、ギリシャ、海外の服や靴の店などが並ぶ、アテネ一の繁華街です。)や、日曜日の蚤の市で有名なモナスティラキも、全て徒歩の範囲内です。

【関連情報】

アクロポリスの入場チケットは、12ユーロで、ちょっと高めですが、そのほかのいくつかの博物館や遺跡にも共通の入場券となっています。10月末までの開場時間は、8時から19時半、11月から3月末までは8時から17時となります。
(祝日によっては特別に時間帯が変わります。電話で確認しましょう。また5月1日のメーデーと、毎年日程の変わるイースターは終日お休みになります)
ギリシャでは時々、遺跡への入場が無料になる日があります。9月の最終土曜日と最終日曜日、11月から3月までは毎週日曜日、国民の休日をはじめとして、それ以外にもたまに無料のチャンスがあるので、是非利用してください!
アクロポリスへの問い合わせの電話番号は、ギリシャ国内から 210 9238175, 210 9238724 です。
注意:アクロポリス博物館は、2007年7月より、新博物館への移転作業のため閉館されています。新博物館の開館日は現在まだ未定です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/09/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索