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3.5センチの深さまで光を通すほどの透明度!歴史あるパロス島の大理石、採石場の遺跡へ!


掲載日:2019/09/02 テーマ:観光地・名所 行き先: ギリシア / アテネ

タグ: 遺跡 一度は行きたい 歴史


古代キクラデス文明の時代に採石が始まった、パロス島の大理石

古代ギリシャの大理石採石場 古代ギリシャの大理石採石場

パロス島で古代ギリシャの歴史に触れたい方にお勧めの重要な遺跡となると、有名なパロス島の大理石の採石場の遺跡が唯一のものとなります。
この大理石採石場の遺跡はマラシ(Marathi)村にあります。管理している地元の村の方が、大理石でお土産物を作って販売しているのですが、その方から聞いた話では、地下に掘られた採石場では透明度が高く光を通す大理石が採れ、地上の採石場の方で採れる大理石は透明度のあまりない白い大理石で、品質に違いがあるということです。
せっかく採石場に行ったら、地下に続く採石場の入り口まで下りていってみたくなると思うので、歩きやすい靴とそしてなるべく明るい懐中電灯を用意して行ってください。

パロス島の大理石はどこで使われたのか

お土産に使われているパロス島の大理石 お土産に使われているパロス島の大理石

前期キクラデス文明の時代から採石が始まったという、パロス島の大理石ですが、使われているものとしてよく知られているのはルーブル美術館に展示されている「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」や古代オリンピア考古学博物館のプラクシテレス作「幼いディオニューソスを抱くヘルメス」といった名だたる名作!
古代ギリシャの名高い彫刻家たちである、プラクシテレス、ポリクリトス、スコパスが使い、建築物ではアテネのアクロポリス、古代オリンピアのゼウス神殿、デルフィのアポロン神殿などに使われました。パロス島の大理石がここまで人気があった理由は、混じりけのない白さと、イタリアのカラーラの大理石よりさらに優れた、3.5センチの深さまで光を通すほどの透明度でした。主に地下の透明度の高い大理石は彫像に、地上の白い大理石は建物に利用されたそうです。地下に広がる大理石の採石場というのは世界でも珍しいということで、その長さは計190メートルにも及ぶそうです。

採石場の次は、景色のよい内陸の山村レフケスへ!

パロス島の山村レフケスのレストランからの景色。 パロス島の山村レフケスのレストランからの景色。

採石場に寄った後は、標高200メートルにある山村レフケスの、景色の良いレストランで昼食をとるのがお勧めです。レフケスはたくさんの教会と白い家並みが美しい小さな村です。15世紀に築かれたというこの村には、パロス島に残る最後の風車も見られます。キクラデス諸島らしい白い家並みを散策したあとは、島の東側にある様々なビーチを周りながら、北上してナウサへ向かうか、南下してアリキ村の方へ向かうことができます。道もわかりやすいので、レンタカーで周るのがお勧めです。

関連情報

パロス島の東側の海岸。素晴らしい海の色です!向こう側にナクソス島が見えています。 パロス島の東側の海岸。素晴らしい海の色です!向こう側にナクソス島が見えています。

アクセス:パロス島のパリキアから、古代大理石採石場は4キロしか離れていません。
レフケス村はパリキアから10キロの距離です。
バスで移動することもできますが、本数が限られているので、レンタカーが便利です。

地下の大理石採石場:現在入ることのできる入り口は2か所あるそうですが、私が見つけたのは手書きの看板「Cave」と書かれたところから下りていく入り口一つだけでした。
少し先にいくとその先はあまりにも真っ暗で、それなりの装備や照明がないと洞窟内の通路を奥まで進んでいくのは無理だそうです。そして、残念ながらギリシャにありがちな状況なのですが、重要な遺跡とはいえ半分放置されている状態に見えるので、どこまで安全かはわかりません。すぐ近くに新しい採石場ができたそうで、振動などによる影響が心配されているそうです。
地下採石場である洞窟内の地図などはなく、係員も誰もいませんでした(2018年9月時点)。入場無料です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/09/02)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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