page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
ギリシア・アテネ・美術館・博物館の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

アテネに新しい美術館が誕生! シンダグマ広場から徒歩圏内でゴッホやピカソ、モネの名画鑑賞!


掲載日:2019/12/30 テーマ:美術館・博物館 行き先: ギリシア / アテネ

タグ: 一度は見たい 美術館 名画


グーランドリス家のプライベートコレクション

モネ「朝のルーアン大聖堂 Pink Dominant」(1894) モネ「朝のルーアン大聖堂 Pink Dominant」(1894)

エリザとヴァシリス・グーランドリスという美術をこよなく愛していた、海運業で知られるグーランドリス家の夫妻は、長年にわたり各国の芸術家や美術専門家たちと親交があり、主にニューヨーク、ロンドンのオークションで少しずつ買い集められた個人コレクションは、200点ほどの外国の芸術家の作品、400点ほどのギリシャ人芸術家の作品に及んでいました。
この度、夫妻の長年の夢であった新しい美術館が完成し、個人コレクションの内の180点がようやく一般に公開、常設展示されることとなりました。

計画から完成まで長年の歳月をかけ、2019年10月2日に開館!

入ってすぐのチケット売り場とその横にかかるシャガール「Portrait of E.B.G.」(1969) 入ってすぐのチケット売り場とその横にかかるシャガール「Portrait of E.B.G.」(1969)

美術館内に入ると、まずチケット売り場のすぐ横の壁に、夫妻と直接親交のあったというシャガールの素晴らしい作品「Portrait of E.B.G.」(1969)がかかっていて目を奪われます。館内で唯一のシャガールを入り口でいきなり見られるのは嬉しい驚きです。
入館料には英語またはギリシャ語での音声ガイド機器のレンタルが含まれています。館内の特に有名な作品には、作品横に番号が振られていて、その番号を入力すると丁寧な解説が聞けるようになっています。
館内の空間はゆったりと広く、濃い色の壁にかかる絵を眺めていると、まるでどこかの邸宅の居間にかけられた絵を見ているような気分になります。
特に見る順番などは指定されていないので自由に周れますが、まず5階までエレベーターで上ってゆっくり下りていくといいです。
5階は主に現代芸術家の絵、ギリシャ人画家の作品。4階は近代ギリシャ人の作品のもの、3階から2階が、外国人芸術家の名画、彫刻等となっています。さらに地下には図書館、劇場、ワークショップ・ルーム、臨時展覧会用のスペースがあり、館全体で7200平米の総面積があります。

名画だけでなく、ロダン、ドガ、ジャコメッティなどの彫刻も!

ドガの「Little Dancer Aged Fourteen」(1878から1881頃)、その後ろにはロダンの彫刻「Eternal Springtime」(1884)やミロの「Grasshopper」(1926) ドガの「Little Dancer Aged Fourteen」(1878から1881頃)、その後ろにはロダンの彫刻「Eternal Springtime」(1884)やミロの「Grasshopper」(1926)

2階3階に展示されている作品には、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、モネ、エル・グレコ、ロートレック、ピカソ、カンディンスキー、デ・キリコ、クレー、ミロなどの素晴らしい名画が大小様々あり、またロダン、ドガ、ジャコメッティなどの大変見ごたえのある彫刻作品も含まれます。また、紙に描かれたスケッチは暗い別室に展示されていて、マティス、ブラック、藤田嗣治、ピカソの鳩のスケッチ「Flying dove」(1961)その他の作品があります。
個人的には、上記のシャガール、ゴッホの風景画「The Alyscamps」(1888)、静物画「Still life with coffee pot」(1888)はもちろん、特にモネの有名なルーアン大聖堂を描いたたくさんのバージョンのうちの1点が見られて感動しました。ピンクを基調とした大変美しい色合いの作品「朝のルーアン大聖堂 Pink Dominant」(1894)です。
彫刻作品の方も、数は少ないながらも、特に素晴らしい作品が収蔵されている印象です。ロダンの手の作品「Clenched Left Hand」(1890年代)は大変迫力のあるロダンらしい1点でお勧めの一つです。

関連情報

ミュージアムショップには、ゴッホの静物画をプリントしたエプロンや、セザンヌの肖像画やピカソのスケッチをかたどったフックなど、楽しいお土産がたくさん売られています!、 ミュージアムショップには、ゴッホの静物画をプリントしたエプロンや、セザンヌの肖像画やピカソのスケッチをかたどったフックなど、楽しいお土産がたくさん売られています!、

アクセスについて。
美術館名:Basil and Elise Goulandris Foundation
住所:13Eratosthenous Str. Athens
地下鉄エヴァンゲリズモス駅から徒歩13分、シンダグマ広場からは徒歩17分です。
シンダグマ広場からは緑一杯の国立庭園内を通っていくのが一番の近道で、お勧めです。

開館時間について。
月曜休館。火曜から日曜は午前10時から午後6時。金曜日のみ閉館時間が午後10時となります。
ギリシャの祝日、休日も閉館するのでお気を付けください。

入館料:大人8ユーロ。
子供12歳までは無料です。
13歳から17歳、学生、65歳以上の大人は6ユーロです。

館内カフェレストラン
1階と2階の間にあり、緑にかこまれた中庭があります。
ここへは入館料を払わずに入ることができます。金曜日のみ夜10時閉店となるので、ディナーに行くのもお勧めです。

ミュージアムショップ
1階にあります。この美術館の名画がプリントされたオリジナル商品がたくさんあって魅力的です。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/12/30)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索