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アテネの外せない観光スポット、古代アゴラのここがすごい!(前編)


掲載日:2015/12/22 テーマ:観光地・名所 行き先: ギリシア / アテネ

タグ: 遺跡 一度は行きたい 歴史


アクロポリス遺跡の目の前にある古代アゴラ

アテネの外せない観光スポット、古代アゴラのここがすごい!(前編) アテネの外せない観光スポット、古代アゴラのここがすごい!(前編)

アクロポリス遺跡と並んで、アテネ観光の目玉となっている古代アゴラ。アゴラとは「市場」という意味がありますが、古代ギリシャ時代は、人が集まる「公共広場」の意味も含んでいました。当時は買い物に出かけるのも男性のみで、彼らが集まっては政治や哲学について談話した場所、というわけです。アクロポリス遺跡と変わらないほど大きな規模の古代アゴラ遺跡。ぜひ遺跡内を歩いて、当時の活気あった雰囲気を想像してみましょう!

一番の見所は、ヘファイストス(テセウス)の神殿

この古代アゴラ遺跡にある、ヘファイストス神殿がとにかくすごいんです。遺跡の西、斜面を登っていった先の小高い丘の上にありました。ヘファイストスとは、ギリシャ神話ではゼウスと正妻ヘラとの間の息子で、火にまつわる鍛治の神。「パンドラの箱」で知られる、最初の人間パンドラを作った神でもあります。神殿のレリーフにアテネ王テセウスのものが多いため、以前はテセウス神殿だと思われていました。ところが後の発掘調査により、ヘファイストスにまつわるものが多く発見されたことで、現在はヘファイストスの神殿だったというのが有力です。

どうして、ここだけ保存状態がいいのでしょう?

このヘファイストス神殿が建てられたのは、紀元前5世紀。今からおよそ2500年以上前のものなのに、未だに当時の原形をとどめており、ギリシャ国内の中では、最も良い状態で残されていると言われているほどです。どうしてこの神殿だけ保存状態がいいのでしょうか。それは、7世紀から19世紀まで建物がギリシャ正教会として使われていたからです。屋根やレリーフの装飾などは、パルテノン神殿よりも見ごたえがありました。観光客も少なく、ゆっくり見学できるので、おすすめです。

当時の雰囲気が想像できる場所

アゴラと名前が付いているように、この大きな敷地内に市場もありました。現在その場所は屋根や柱もなくなってしまい、残されているのは礎石が並んでいる程度。その横には1000人を収容できたといわれるアグリッパ音楽堂跡がありますが、こちらも残念ながら、わずかな礎石しか残っていません。これらから当時のにぎわっていた様子を想像するのは、少し難しいかもしれません。そんなときは古代アゴラ博物館へ行きましょう。多くの発掘品は博物館に移動され、展示されているからです。(後編につづく)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/12/22)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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