移動費+宿泊費を考えたら、お得

ギリシャのクレタ島からアテネの深夜フェリーの後編です。チケットはフェリー会社の直属オフィス、旅行代理店で扱っているので、日程が決まったら他の都市からでも予約できます。日本から購入したい場合は、インターネットが一番便利。私もインターネットで予約しましたが、その後オフィスへ行ってチケットに交換しなくてはなりませんでした。一手間かかりますが、混雑する時期なら早めの予約が安心です。私は2015年8月の乗船でひと部屋の料金が156ユーロ。観光のできる昼間を8時間の移動にあてるにはもったいないし、移動費+ホテル宿泊費のコストから考えても、夜間移動できるフェリーはおすすめです。

クレタ島からアテネまでの、深夜クルージングはホテル代わり (後編) クレタ島からアテネまでの、深夜クルージングはホテル代わり (後編)

Wifi利用は有料なのが、残念

私たちはホテル代わりにとベット付きの客室キャビンを予約しました。中には、座席だけを予約して、階段近くや空いているスペースで寝袋を使って寝ている人もちらほら。ペット連れての乗船も可能で、同伴者はデッキで座っていました。夜の海に、デッキで8時間半座っているのはかなり過酷な気がしますが、地元の人は慣れているのでしょう。この船の残念な点は、Wifi(インターネット)が別料金のこと。一晩だけなので私たちは購入しませんでしたが、利用したい人はカフェテリアで暗証番号の付いたカードを購入することになります。

無料シャトルバスと便利な地下鉄

到着するピレウス港は、アテネ市中心から10キロほど離れた大型船が停まる港です。港の大きな敷地内は、国内線、国際線や出発地によって、到着ターミナルが分かれています。ターミナル間は無料シャトルバスが走っているので、国際線利用者や遠いターミナルの人は利用しましょう。港からアテネの町の中心地へ出るには、地下鉄(ライン1)が便利。港内では表示板などは見つけられませんでしたが、下船した多くの人の流れについて行ったら到着しました。市内までは1.20ユーロ(2015年8月現在)。シンタグマ駅まで約20分でした。

ピレウス港周辺の町並み

港町ピレウスは、これといって観光するスポットはありませんが、フェリー利用客が行き来するにぎわうエリアです。大通りにはカフェテリアやレストランがたくさんあるので、食事をする場所には困りません。早朝に船が到着しましたが、朝食がとれるカフェテリアは既に開いていました。そこで注文した生絞りオレンジジュースが美味しくて、すっきり目覚められました。反対にピレウス港から出発する人が、早めに港に着いてしまっても、地下鉄駅近くに地元市場もあるので、のぞいて見るのも楽しいでしょう。