ケファロニア島、守護聖人の聖地と特産ロボロ・ワイン

ギリシア・パトラ・お酒・バーの現地ガイド記事

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ケファロニア島、守護聖人の聖地と特産ロボロ・ワイン

掲載日:2008/10/14 テーマ:お酒・バー 行き先: ギリシア / パトラ ライター:アリサンドラトゥー芳香

タグ: おいしい お土産 ワイン 教会



ABガイド:アリサンドラトゥー芳香

【ギリシアのABガイド】 アリサンドラトゥー芳香
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イタリアのトスカーナに4年、そしてギリシャ、ペロポネソス半島北部の港町パトラ在住13年。ギリシャの大学生に日本語を教えながら、翻訳などもしています。小学生の子供が二人いるので、子連れの旅行についての情報や、もともと好きな遺跡等に関する情報、地中海料理などについて発信中!また、ブログ「地中海とカフェDiary」ではギリシャ生活について綴っています。

この布に包まれたボトルが一番有名な、定番のロボロ・ワイン。ケファロニア島の特産白ワインです この布に包まれたボトルが一番有名な、定番のロボロ・ワイン。ケファロニア島の特産白ワインです

守護聖人イェラシモスが眠る修道院へ

ギリシャ人は苗字で出身地がわかることがよくあります。たとえば、最後にトスがついて終わる苗字のギリシャ人といえば、ほとんどがケファロニア島の出身。また名前のほうは、ケファロニア島の人で特に多いのが、イェラシモスです。ケファロニア島に眠る島の守護聖人の名前なので、好んでつけられているというわけです。この聖人イェラシモスですが、不治の病で苦しむ人なども治したという奇跡で知られています。聖イェラシモスが眠る修道院はアルゴストリ市からサミへ向かう途中、島の中心部にあたるところにあります。毎年8月16日(これは聖人の命日で、聖人の祝日にあたる10月20日にも祝われます。)にはこの聖人を祝うお祭りがあり、ギリシャ中から信者が集まってきます。この恒例行事の様子は、映画「コレリ大尉のマンドリン」でも見ることができますよ。

 

聖イェラシモス修道院の入り口にて。大きなプラタナスの木は1570年に聖人の手によって植えられたものといいいます。一番の見所は旧教会の中の壁画群です 聖イェラシモス修道院の入り口にて。大きなプラタナスの木は1570年に聖人の手によって植えられたものといいいます。一番の見所は旧教会の中の壁画群です

修道院の近くには、特産ロボロ・ワインのワイナリーが!

聖人イェラシモスが亡くなったのは1579年のことです。修道院の敷地内には、聖人が過ごした洞窟が残されていて、見学ができます。大きな新しい教会が目立ちますが、聖体が安置されているのは、聖人イェラシモスの旧教会。こちらは大変古いもので、壁画など見ごたえがあります。修道院では黒い衣をきた修道女がお土産などを売っています。見終わったら、今度は地元ワインのテイスティングへ! この近辺は山が多く、もちろんケファロニアにたっぷり注ぐ太陽と地形を活かして、ブドウ生産が盛んです。このケファロニアで育つロボラ種のブドウから作られているのが、ケファロニア特産ワインROBOLA! そのロボラ・ワインの中でも一番人気のある、ロボラ生産者の協同体が所有するワイナリーは、この聖イェラシモス修道院のすぐ近くです。お勧めワインは、有名なROBOLA of CEPHALONIA、それより少し値段が高めで聖イェラシモスの名前がついているSAN GERASSIMOなど。お土産にもどうぞ。

 

聖イェラシモス修道院はアルゴストリから車で簡単に日帰りできる距離です。夜はレストランが立ち並ぶアルゴストリ中心の広場付近でディナーを楽しみましょう! 聖イェラシモス修道院はアルゴストリから車で簡単に日帰りできる距離です。夜はレストランが立ち並ぶアルゴストリ中心の広場付近でディナーを楽しみましょう!

【関連情報1】

聖イェラシモス修道院はアルゴストリからサミへ向かう途中で右折。オマラという地域です。ロボロ・ワインが味見できるのはCoop's 'Robola of Kefalonia'で、聖イェラシモス修道院からたったの400メートルの距離。営業時間は4月から10月が朝9時から夜8時半。11月からは3月は平日のみで朝7時から午後3時までとなります。電話番号はギリシャ国内より26710-86301、もしくは26710-29400.ホームページはhttp://www.robola.gr(英語、ギリシャ語のみ)となります。

 

【関連情報2】

ケファロニア島へのアクセスは何通りかあります。ひとつは飛行機で飛んでしまう方法、空港はアルゴストリから9キロ離れた場所です。それから船の場合はパトラからのルートと、キリーニ港からのルート、そして、これは少しでも波が高いと休航してしまって頼りにできないのですが、ザキントス島の北部からの路線というのも存在します。パトラからのフェリーは、ケファロニア島のサミへ向かい、そのあとイタキ島まで行くので、オデュッセイアの故郷と言われるイタキ島へ行きたい場合は、これを利用します。それからキリーニ港からのフェリーは、ケファロニア島の南東部にあるポロスへ向かうので注意してください。島の中での移動は、バスもありますが本数が限られるのでバイクや車のレンタルが無難です。道路は近年整備されて、良くなっています。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/14)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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