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海外現地発ガイド通信

ドナウ川を引き立てブダとペストを結ぶ、ブダぺストのシンボル「くさり橋」


掲載日:2008/11/18 テーマ:観光地・名所 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: 美しい


ワイヤーの吊り橋

くさり橋。ハンガリーの祝祭日には橋に国旗が掲げられる くさり橋。ハンガリーの祝祭日には橋に国旗が掲げられる

ブダ地区とペスト地区を結び、ブダペストのシンボルである「くさり橋」。両地区を結んでいるいくつかの橋の中でも最も古く、そして美しい橋である。ドナウ川の美しさをさらに引き上げているのがこのくさり橋、と言っても過言ではない。ブダペスト市民の誇りであり、国の記念日には橋に国旗が飾られる。くさり橋というからには鎖で吊られているのかと思いきや、実はワイヤーで吊られている。くさり橋と呼ばれているのは暗くなってから橋に灯る電球が鎖のように見えるからであり、橋は正式にはセーチェニ橋という名前である。

ペスト側からブダの丘を眺める

ペストの河岸からブダの丘を見上げると、マーチャーシュ教会や漁夫の砦が橋の背景となる ペストの河岸からブダの丘を見上げると、マーチャーシュ教会や漁夫の砦が橋の背景となる

セーチェニとはセーチェニ・イシュトヴァーン伯爵のこと。19世紀前半に活躍したハンガリー大貴族出身の伯爵で、この橋を建設した人物である。それまでにブダとペストを結ぶ橋はなく、市民は渡し船で行き来していた。真冬に川が凍結すると渡る手段はなく、人々は川が溶けるまで待つしかなかった。この事態を解決するためにセーチェニ伯爵は私財を投げ打って橋を建設した。市民は伯爵に感謝して橋の名前をセーチェニ橋とした。ペスト側から橋を眺めると、背後にブダの丘をひかえて王宮や漁夫の砦、マーチャーシュ教会などが浮かび上がる。

ブダ側からくさり橋を眺める

ケーブルカーで登って来ると、王宮からこのように橋が眺められる ケーブルカーで登って来ると、王宮からこのように橋が眺められる

今度はブダの丘へ登ってくさり橋を眺めてみよう。ブダの丘へ登るにはケーブルカーがよい。ペスト側からくさり橋を渡った突き当りのクラーク・アーダーム広場からシクローと呼ばれているケーブルカーが出ている。1870年に建設された可愛いケーブルカーで、ブダの丘にはカフェか、と見間違うようなガラス張りのモダンな駅舎がある。丘の上からペスト側を見下ろすと、平らな土地が遥か遠くまで霞んで見える。19世紀になって急速に開けたペスト地区が発展していった様子が判る。くさり橋の真後ろにあるのが今はホテルとなっているグラシャム宮殿、その後方に見えているのが大聖堂だ。

夜景の美しさはヨーロッパ随一

夜景の美しさは説明するまでもない。王宮とマーチャーシュ教会のライトアップが橋をより引き立てる 夜景の美しさは説明するまでもない。王宮とマーチャーシュ教会のライトアップが橋をより引き立てる

くさり橋は1839年から建設が開始され、1849年に完成した。鉄骨のメインケーブルとワイヤーを立派な石の主塔が支えている。幅16メートル、長さ375メートルの大橋で中央を車が走り、両側に歩行者用の通路がある。ブダペストの町が暗くなり始めると、橋に飾られた電球が灯る。昼間の姿も美しいが、電球が灯った橋はもっと美しい。太陽が沈んだ直後、まだ明るい空をバックに眺める橋が最高だ。完全に日が暮れてしまうと、ブダの王宮やマーチャーシュ教会がライトアップされる。暗闇に浮かぶくさり橋。世界に数ある有名な夜景に見慣れた旅人でも、このブダペストの夜景が一番、と魅了されてしまうほど美しい。そんな景色を観にブダペストを訪れよう。

【関連情報】

■くさり橋
M1号線ヴェレシュマルティ・テール(Vorosmartyter)徒歩約4分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/11/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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