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海外現地発ガイド通信

三つの地区が一つになって生まれた近世の町「ブダペスト」


掲載日:2008/12/04 テーマ:観光地・名所 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: すごい! 美しい


ドナウ川が最も美しい町

ゲッレールトの丘から眺めるドナウ川。左手に王宮が、右手の遠くに国会議事堂が見える ゲッレールトの丘から眺めるドナウ川。左手に王宮が、右手の遠くに国会議事堂が見える

ドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森地方)に源を発し、オーストリア、スロヴァキアを流れてハンガリーに入ってくるドナウ川。ハンガリーを北から南へまっすぐに南下した後、クロアチア、ルーマニア、ブルガリアなど10カ国を流れて黒海へ至る2,858mの大河である。ロシアのヴォルガ川に次いでヨーロッパで二番目に長い川だ。ブダペストでは市の北から南へ町を二分するように流れていく。右岸(西側)にブダの丘が、左岸(東側)にペストがある。ブダの丘には王宮が、ペストの河岸には立派な国会議事堂が建っている。この美しさゆえにブダペストは“ドナウの真珠”あるいは“ドナウの薔薇”と呼ばれ、10カ国の中でドナウ川が最も美しい町と言われている。

最も古いオーブダ

オーブダはブダペスト市民の庭。落ち着いたレストランがたくさんある オーブダはブダペスト市民の庭。落ち着いたレストランがたくさんある

今日のブダペストの中で最も古い地区はオーブダ。近くにはローマ時代の遺跡アクインクムがあり、野外博物館となって見学することができる。オーブダは1872年まで独立したひとつの町だった。市の中心部から少し離れているため観光客はあまりやって来ない。そのせいか常に静かで落ち着いた雰囲気がある。かつての市庁舎が建つ中心広場の周りには感じの良いレストランがたくさんあり、週末には地元の人たちでにぎわっている。ブダペスト市民はみな、この静かなオーブダが大好きだ。

ブダ地区を散策する

立派な王宮の内部は現在、博物館や図書館になっている 立派な王宮の内部は現在、博物館や図書館になっている

ブダの丘には13世紀半ばに城が建てられた。エステルゴムにあった宮廷が移ってきて、それ以降はブダが都になった。城は15世紀にルネサンス様式の美しい城館に変わるが、今日の王宮は19世紀後半、オーストリア=ハンガリー二重帝国時代に建て替えられたものである。ブダの丘には南半分に王宮があり、そこから北側に街並みが広がっている。マーチャーシュ教会やペスト記念柱、漁夫の砦など、有名な観光名所がたくさんある。戦争で壊されていない古い館も多く、ただ何となく散策しているだけでも旅情をかきたてられる。北側の方には古い路地がたくさんあるので目的もなく歩いてみよう。

急速に発達したペスト地区

ヴァーチ通りには20世紀初頭の美しい建物も残っている ヴァーチ通りには20世紀初頭の美しい建物も残っている

ドナウ川左岸のペスト地区は近世まで畑が広がるのどかな村だった。ブダが発達するにつれてペストも町になっていくが、急速に発達したのは19世紀になってからである。ハンガリーはオーストリア帝国と協議し、1867年にオーストリア=ハンガリー二重帝国が発足する。1873年にはそれまで個別の町だったブダ、ペスト、オーブダの3つが統合され、ブダペストという新しい町が誕生した。その後ペスト地区は街並みが整備され、ドナウ川に向かって半円を描くような環状道路が2つも出来上がるなど、近代的な街になっていった。今日、ブダペストで一番賑やかなのはヴァーツィ通り。みやげ物店が軒を並べ、ヨーロッパの高級ブランド店もある。観光客のみならず地元の人たちもやって来る歩行者専用通りだ。景色が贅沢なブタペストは、訪れると忘れられない魅惑の町だ。

【関連情報】

■ Citadella ツィタデラ(ドナウ川をはさんだ最高の景色を眺めることができる)
アクセス:トラム47、49番モーリツ・ジグモンド広場(Moricz Zsigmond Korter)下車。バス27番に乗り換え丘の中へ。さらに徒歩約20分で到着する。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/12/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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