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海外現地発ガイド通信

支配人もコックもウエートレスもみな女性。癒しのハンガリー料理店“梟の城”


掲載日:2009/03/17 テーマ:グルメ 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: おいしい グルメ レストラン


グンデルの隣にある梟の城

ここで働くのはすべて女性。親しみやすい彼女たちの雰囲気がレストラン中に広がる。 ここで働くのはすべて女性。親しみやすい彼女たちの雰囲気がレストラン中に広がる。

英雄広場の西側、動物園の隣に、一風変わった建物がある。Bagolyvar(バゴイヴァール)と書かれている。つまり、梟の城だ。梟が住んでいるわけではないだろうが、隣は動物園。近づいてみると、そこはレストランだった。右隣りにはブダペストでもっとも有名な最高級レストラン「グンデル」がある。隣の建物がいかにも高級感溢れる佇まいであるのに対し、バゴイヴァールはハンガリーの伝統的な田舎家という感じ。対照的とも思えるこの二つのレストラン、実は同じ経営なのである。

アットホームなレストランをめざして

丁寧に飾られた店内の様子。夏場はテラスが人気。 丁寧に飾られた店内の様子。夏場はテラスが人気。

1913年にグンデルのオーナーが気軽に利用できるレストランを、と始めたのがこの「バゴイヴァール」。かつてここに古い城があり、廃墟となって梟の巣になっていたことから、名前をバゴイヴァール(梟の城)と名付ける。隣の動物園と調和した、可愛らしい建物にした。その後、一度は閉店して“梟の城”は倉庫として使われていたこともあった。そして1993年から再びレストランを開始。その際、新しいコンセプトを定める。それは“アットホームな雰囲気”の中で、“ハンガリーの伝統的料理”を、“心地よく食べる”こと。さて、そのためにはどうしたらいいのか。

味も雰囲気も最高の評判

梟の城、という名前がぴったりの建物。 梟の城、という名前がぴったりの建物。

そこで以下のような点を考え直した。「心温まる食事の場をイメージしたとき何が脳裏に浮かぶか? お腹が空いて家に帰ったときに、温かいご飯を作って待っていてくれた母の姿や祖母の姿! これこそが万国共通の心地よい食事の姿なのではないだろうか。そういう雰囲気を大切にするレストランがあっても良いのではないか」。つまり、“女性”に備わっている家庭の雰囲気である。こうして女性だけでもてなすレストランが誕生した。支配人をはじめ、調理場も給仕もすべてが女性。店内は1920年代のハンガリーの家庭という雰囲気で、そのころの写真も壁に飾られている。建物の外見からすると、中はこぢんまりとしている。しかし広い庭には2つのテラスがあり、屋内と同じ数だけ外にも席がある。テラスの横は動物園。夏場はテラスに座って庭を眺めながらのんびりと料理を味わいたい。

食事も申し分ない美味しさ

食前酒と一緒にいただく“花冠のパン”と特製ヤギのチーズ。 食前酒と一緒にいただく“花冠のパン”と特製ヤギのチーズ。

ここの従業員はとても温かく、初対面でも知り合いであるかのような親近感が持てる。そして料理はというと、これがまた申し分のない味。食前酒と一緒にいただくパンは“花冠のパン”と名付けられており、花輪のように美しいパンを、特製ヤギのチーズ(グリーンペッパー入り)を付けていただく。肉はじっくり時間をかけて煮込んであり柔らかく、量も十分。ちなみにメニューは“普通の家庭”のように毎日変わり、ケーキは“母がそうであったように”オーブンから焼きたてが出される。旅の途中で疲れた体が自然と安らぎ、緊張が解けたひと時であった。

【関連情報】

■ Bagolyvar(バゴイヴァール)
住所:Allatkerti ut 2 Budapest
電話:(+36)6 1468 3110
営業時間:毎日12時〜23時
URL:www.bagolyvar.com
アクセス:M1号線ヘーシェク・テレ下車徒歩約5分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/03/17)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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