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海外現地発ガイド通信

これぞハンガリー!ロマ音楽を聴きながらパプリカをふんだんに使った料理を食べよう


掲載日:2009/08/07 テーマ:グルメ 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: おいしい グルメ レストラン 音楽 肉料理 歴史


どこでハンガリー料理を食べられる?

クラチのティンバロムは木彫刻が施されて美しい クラチのティンバロムは木彫刻が施されて美しい

10年前までは、ブダペストを訪れる外国人観光客が食事をする所は、必ずと言ってよいほどハンガリー料理のレストランだった。出てくる料理は典型的なハンガリー料理、ティンバロムというハンガリーの民族楽器を中心に編成されたロマ民族のバンドが入り、店によっては小規模な民俗舞踊も披露される。このようなレストランは今日でもブダペストに何軒かある。老舗の有名なレストランは相変わらず観光客でいっぱいだ。しかし近年、ブダペストに新しくオープンするレストランはモダン・スタイルが多い。料理はインターナショナルになり、生演奏はロマ音楽ではなく、ヨーロッパやアメリカで流行っている曲。年々こうしたモダンな店が増えて、ハンガリーらしいレストランが少なくなっている気がする。

待ってました!この旋律こそハンガリー

民族色豊かなインテリアにもクラチらしさがある 民族色豊かなインテリアにもクラチらしさがある

せっかくブダペストに来たのだから、一度はハンガリーの雰囲気あふれるレストランへ行きたい。そこで紹介したいのが、ニューヨーク・パレス・ホテルの裏手にあるレストラン「クラチ」。大環状線のエリザベート・ケルートからドハーニー通りを一歩入ると、オスヴァート通りとの角に入口がある。ここは1920年代からある古いレストランだ。もちろん、生演奏はロマ楽団で、舞台には大きなティンバロムが置かれている。夜は、毎晩7時からロマ音楽の演奏が始まる。 この時間になると、外国人観光客のツアーが店にやって来る。そう広くもない店はすぐ満席になる。ロマ楽団が悲しい旋律を奏で始めると人々は「待ってました!」とばかりに歓声をあげて拍手をする。観客が多ければ多いほど、演奏も乗ってくる。

手頃な値段も魅力

ポテト、人参、玉ねぎ、そして牛肉が入ったグヤーシュはシチューの代わりになる ポテト、人参、玉ねぎ、そして牛肉が入ったグヤーシュはシチューの代わりになる

料理は伝統的なハンガリー料理が主流である。ヴィエナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)のハンガリー版、パプリカをふんだんに使ったバコニー風ポークカツレツ(バコニーはハンガリーの地名)も美味しい。ハンガリー料理の定番であるグヤーシュは店によって微妙に味が異なるので、グヤーシュを頼んでみよう。本来はスープなのだが、これをメイン料理として頼むこともできる。その場合は倍の量になり、器がカップからボウルになって出てくる。値段も手ごろでグヤーシュは普通の量なら850Ft(約425円)、倍の量なら1700 Ft(約850円)。バコニー風ポークカツレツは2100 Ft(約1050円)でヴォリュームたっぷり。

あの名曲もここで生まれた

1930年代と変わらぬファサードのクラチ 1930年代と変わらぬファサードのクラチ

1930年代、ナチス占領下のブダペストでセレシュというハンガリーの作曲家が作った名曲に「暗い日曜日」がある。同じ題名で1999年にドイツ・ハンガリーの共同制作により映画にもなっている。そのセレシュは、このレストランの近くに住んでいた。そして頻繁にクラチに通った。彼が住んでいたアパートの一階にもレストランがあるので、そこにも行ったであろう。それでもセレシュはよくクラチにやってきた。そしてここに来ては曲を書いていた。世界で大ヒットした「暗い日曜日」も、実はこのクラチで書かれたものである。

■Kulacs  クラチ
Osvath u.11 Budapest
電話:(+49)1 322 3611
営業時間:11:00〜24:00
アクセス:M2号線ブラハ・ルイーザBlaha Lujza徒歩4分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/08/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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