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海外現地発ガイド通信

貴族の館を改築!隠れ家ホテルに泊まろう


掲載日:2011/05/19 テーマ:歴史 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: 街歩き 憧れ 歴史


100年の歴史が残す優雅さ

個人の邸宅の様な重い扉がホテルの玄関 個人の邸宅の様な重い扉がホテルの玄関

ホテル内に足を踏み入れたとたん、センスの良さを感じた。19世紀末の建物で、入り口には両開きの大きな木の扉が取り付けられている。スタッフが笑顔で迎えてくれた。館には100年以上前の建物特有の優雅さが残り、同時にスタイリッシュな面も随所に見られる。その調和が見事である。ここはジチィーというハンガリー貴族が1899年に自宅用に建てた館だった。社会主義時代に国へ没収され、その後空き家となり荒れ果てていた。近年になって館はイタリア系ホテルに買い取られる。長い年月を掛けて修復と改築が行われ、2009年秋にオープンした。パラッツォとはイタリア語でパレスという意味。“ジチィーの宮殿”という名のホテルである。

嬉しい特権!セルフサービスのバーラウンジ

革張りの白い家具にステンレスの小物がよく映える 革張りの白い家具にステンレスの小物がよく映える

中庭だった部分は吹き抜けロビーになっている。入口の真正面にレセプションカウンターが置かれ、左側にはサロン風のコーナーがある。垢抜けた家具とインテリア小物はスペインのデザイナーが手掛けたもの。レセプションの右側にはバーラウンジがある。昼間はカフェ・コーナーで朝から17時まで、セルフサービスだが無料でコーヒー、紅茶、ミネラルウォーターが飲み放題。17時からは泊り客以外も利用できる一般のバーに変わり、グラス・ワイン4〜10ユーロ、カクテルは6ユーロ〜ほどで楽しめる。バーラウンジの横にある階段を上がると、中2階にビジネスセンターがあり6台のパソコンが無料で利用可能。6台もあると必ずどこか空いているのでいつ来ても使う事ができる。

なんとシャワールームも革張り!

客室は板張りでシンプルなインテリアが冴えている 客室は板張りでシンプルなインテリアが冴えている

客室数は80。76室がスタンダードで、浴室はバスタブとシャワーの2タイプあるが料金は同じ。2階から5階の各階に1室だけジュニアスイートがある。スタンダードとの違いは部屋が広いことと角部屋なので明るいこと。設備は同じである。客室のインテリアにはシンプルな美しさがある。床は全室板張り。シャワールームでさえ防水の板張りである。朝食ルームは吹き抜け部分の地階にある。地下でも自然の光が入ってくるのが心地良い。食事はビュッフェ式で種類が豊富。暖かい食べ物も並んでいる。朝食ルームの奥にフィットネスルームがあり、こちらは竹を使ったアジア趣味のインテリア。ヨーロッパの客に評判が良いそうだ。

オリジナルのままの美しい外扉と階段室

オリジナルの階段に貴族の館を彷彿させる オリジナルの階段に貴族の館を彷彿させる

オリジナルのままの姿を留めているのは外扉と階段室である。扉は木彫刻と上部の鉄飾りが素晴らしい。階段室には装飾的な鉄柵が張り巡らされ、一階には古いソファーが置かれている。館を建てたジチィーとは政治家でもなく、聞いたことがない。ハンガリーの歴史に登場しないがブダペストのために力を尽くした貴族だったそうだ。町ではちょっとした英雄らしく、そのため館前の広場にジチィーの銅像が立っていた。目抜き通りに面しているのではなく、トラムの走る大環状通りから1本入った裏道にある。目立たない所にある隠れ家的なホテルである。

【関連情報】

ホテル・パラッツォ・ジチィー
Hotel Palazzo Zichy
住所: Lorinc pap ter 2
電話: (+36) 1 235 4000
Fax: (+36 1 235 4009
e-mail: reservation@hpz.hu
料金:スタンダード 1人89ユーロ、2人99ユーロ
   スイート  1人129ユーロ、2人139ユーロ
アクセス:メトロ3号線でフェレンツ・ケリュートFerenc Korut下車徒歩5分、あるいはそこからトラムに乗って1つめのヴァロシ・ウッツァBaross utca下車徒歩1分

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2011/05/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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