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絶景!ブダペストに架かる4つの橋


どこから眺めても美しいくさり橋

 王宮の丘に上がるケーブルカーからの眺め。くさり橋の後にグレシャム宮殿、その向こうに大聖堂が見える  王宮の丘に上がるケーブルカーからの眺め。くさり橋の後にグレシャム宮殿、その向こうに大聖堂が見える

ブダペストの夜景はヨーロッパ随一と言われ、特にドナウ川に架かるくさり橋の夜景は世界でも有名。この夜景を眺めるために多くの観光客がブダペストを訪れる。街の中心部には4つの橋があり、北から南へ向かってマルギット橋、くさり橋、エルジェーベト橋、自由橋の順でブダ側とペスト側をつないでいる。一番北に架かっているのはマルギット橋。川中島のマルギット島へ渡れるように、橋の途中で島へ降りる階段がある。マルギット島はドナウ川の大きな中州で公園になっている。島全体が樹木で覆われて賑やかな鳥のさえずりが聞こえ、ここが中州とは思えないほど。マルギット島にはホテルが2軒もある。

夕暮れどき、刻々と変わるくさり橋の姿

 ペスト側からくさり橋を眺めると、ライトアップされた王宮が美しい  ペスト側からくさり橋を眺めると、ライトアップされた王宮が美しい

2つ目の橋は最も有名なくさり橋で、1849年に完成している。名前の由来は、暗くなると橋に灯る電球が鎖のように見えるからという説と、チェーン式吊り橋であるからという説がある。正式にはセーチェーニ・くさり橋という。それは、この橋を建設したのがハンガリーの大貴族セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵であるから。彼は私財を投げ打って橋の建設に取り組んだ。ハンガリーのドナウに架かる初めての橋だった。380mという長い橋で、両脇に歩道があり、渡ることができる。ペスト側から眺めると王宮とマーチャーシュ教会が、王宮の丘から見下ろすとグレシャム宮殿と大聖堂が背景となって橋を引き立てている。

シンプルな中にもエレガントな美しさがあるエルジェーベト橋

 ゲッレールトの丘から見下ろすエルジェーベト橋  ゲッレールトの丘から見下ろすエルジェーベト橋

3つ目のエルジェーベト橋は、オーストリア=ハンガリー二重帝国時代の1903年に完成した。吊り橋としては当時、世界最長を誇った。装飾的な橋だったが第二次世界大戦で破壊され、戦後再建されて現在のシンプルな形になる。エルジェーベトとはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの妃でシシィの愛称で知られるエリーザベト皇妃のこと。たぐい稀なる美貌とスタイルで多くの人を魅了し、ウィーンでは今も彼女の絵葉書がよく売れている。二重帝国発足に伴ってオーストリア皇帝と皇妃はハンガリー国王と王妃になった。ハンガリー贔屓のエルジェーベト王妃はハンガリー国民に慕われた。ブダペストにはこの橋以外にも彼女の名を冠したエルジェーベト広場があり、ブダ側の橋の袂には気品に溢れるエルジェーベト王妃の銅像が立っている。

伝説の鳥トゥルルが4本の支柱にとまる

 ブダ側から眺める自由橋。トラムと車と人が通っていく  ブダ側から眺める自由橋。トラムと車と人が通っていく

4つ目の自由橋は1896年に建設され、当初はフランツ・ヨーゼフ橋と呼ばれていた。ところが二重帝国が終焉すると名前はさっさと自由橋に変えられてしまった。王妃エルジェーベトはハンガリーで人気があったので橋も広場の名もそのまま残る。自由橋の柱にはハンガリーの建国に関わる伝説の鳥トゥルルが飾られている。これらの橋を一度に眺めるにはゲッレールトの丘へ登るとよい。左手に王宮が、右手にペストの町が望め、その間をドナウが流れて行く。丘からの眺望はもちろん昼間でも素晴らしいが、町に灯が灯り、王宮や国会議事堂がライトアップされる夕景とその後の夜景は最高だ。ドナウ川が流れて行く10カ国の中で、ドナウが最も美しいとされるブダペスト。その評判を裏切らない街である。

 データ

ゲッレールトの丘から眺める春霞のドナウ川。くさり橋の向こうにマルギット橋とマルギット島が見える ゲッレールトの丘から眺める春霞のドナウ川。くさり橋の向こうにマルギット橋とマルギット島が見える

橋の現地名
マルギット橋 : Margit hid マルギット・ヒード
くさり橋 : Szechenyi Lanchid セーチェーニ・ランチヒード
エルジェーベト橋 : Erzsebet hid エルジェーベト・ヒード
自由橋 : Szabadsag hid サバチャーク・ヒード

※ 4つの橋を近くで眺めるはマルギット橋のペスト側袂からトラム2番で自由橋まで乗るとよい。ドナウ川に沿って4つの橋の脇をトラムが走る。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/03/24)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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