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海外現地発ガイド通信

19世紀末から続くブダペストの重厚なカフェ


掲載日:2018/11/03 テーマ:カフェ・スイーツ 行き先: ハンガリー / ブダペスト

タグ: おいしい お得 スイーツ


オペラ座の周りに集まるカフェ

アンドラーシ通りに面したミューヴェース・カーヴェーハーズ アンドラーシ通りに面したミューヴェース・カーヴェーハーズ

ブダペストの国立歌劇場は、地下鉄1号線のオペラ駅の真上にある。目の前を走るアンドラーシ大通りは19世紀後半にオーストリア=ハンガリー二重帝国の外相アンドラーシ伯爵が、パリのシャンゼリゼ通りを真似て建設したブダペストきっての目抜き通りだ。この辺り、歌劇場があるためにカフェが多い。オペラが始まる前に、あるいは終わってから軽く食事をとる人たちが周辺のカフェを訪れる。それらのカフェは殆んどが、壁崩壊後の90年代後半から最近に至るまでの間に生まれている。古い建物を改装、あるいは元通りに修復したものもあるが、モダンなカフェが多い。そんな中、オープン当時から今日まで続いている伝統カフェがある。国立歌劇場の斜め向かいにある、ミューヴェース・カーヴェーハーズMuvesz kavehazだ。

時代を経て生き残った伝統のカフェ

平日でも地元の人と観光客で常に賑わっている。 平日でも地元の人と観光客で常に賑わっている。

ミューヴェース・カーヴェーハーズとは、芸術家のコーヒーハウス、という意味だ。このカフェが出現したのは1898年のこと。創業120年の歴史がある。場所はアンドラーシ通り29番、国立歌劇場の向かい側。19世紀末のアンドラーシ通りにはロンドンやパリ、ウィーンの様にジャーナリストや政治家、文筆家たちが集うカフェがあった。彼らは1杯のコーヒーを注文するだけで何時間もテーブルを占領し、仲間と夢中になって議論していた。それは19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの大都市で流行していたことだった。ブダペストのカフェは残念ながら第二次世界大戦と、その後の社会主義時代の間にほとんど姿を消してしまった。わずかに数軒残っているのみである。ミューヴェース・カーヴェーハーズはその数少ないカフェのひとつ。音楽家や画家など、芸術家のたまり場だった。

ケーキが売り物のカフェとして出発している

やっと選んだケーキはハンガリーのケーキをアレンジした店オリジナルのガルシュカトルテ、飲み物はカフェ・ラテ やっと選んだケーキはハンガリーのケーキをアレンジした店オリジナルのガルシュカトルテ、飲み物はカフェ・ラテ

ミューヴェース・カーヴェーハーズは、ウィーンならばカフェ&コンディトライに分類される。コンディトライとはケーキ店のことで、ケーキが豊富で美味しいカフェがそう呼ばれている。ブダペストのヴェレシュマルティー広場にはケーキが美味しいカフェ&コンディトライのジェルボーという店がある。アンドラーシ通り29番にカフェが誕生した時、それに因んで“ミニ・ジェルボー”という名前が付けられた。現在の名前になったのは1898年からだった。店内に入るとすぐ目に留まるのはケーキのショーケース。2カ所の出入り口の前にあり、円筒の2つのケースが回転している。半分がこの店オリジナルで、見たことのないケーキだ。どれにしようか食べてみたいものばかり。2つのショーケースを行ったり来たり、なかなか決められない。

明瞭会計に何となくスッキリ感!

一人でふらっと入るには、カウンター席が居心地よいかもしれない 一人でふらっと入るには、カウンター席が居心地よいかもしれない

インテリアはネオ・バロック様式で、建設当初から変わっていない。内部は2つのホールに分かれ、入口ホールの中央にカウンター席がある。その後ろの広い空間がメイン・ホールになっている。ケーキはショーケースから選ぶと飲み物と一緒に運ばれてくる。2つのケースを行ったり来たりしている女性がいた。どこから来たのか尋ねると、ウィーンからとのこと。「ウィーンはカフェの本場じゃないですか」と言うと、「でもケーキは全然ちがう!これも、あれも食べたいわ!」と幸せそう。値段は日本と同じくらいなのでブダペストにしてはかなり高い。表示価格に15%のサービス料が含まれているからだ。それでもチップを含めたお金を渡すと「チップは頂いてます」と、きっちりお釣りを返してくれた。チップは強制的に取られるものではないが、慣れていない日本人は多く渡しがち。このやり方は有難かった。

データ

ケーキのショーケースはゆっくり回転して全てのケーキを間近で見せている ケーキのショーケースはゆっくり回転して全てのケーキを間近で見せている

ミューヴェース・カーヴェーハーズ
Muvesz Kavehaz
住所:Andrassy ut 29, 1061 Budapest
電話:+36 1 343 3544
開:月曜から土曜は8:00〜21:00、日曜・祭日は9:00〜21:00
予算:日本円でコーヒーは400円前後、ケーキは350〜450円
http://muveszkavehaz.hu/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/11/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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