ハンガリーの刺繍の種類は30を超える!

ハンガリーが伝統的な刺繍文化を持つ国であることをご存知ですか。私はこの国を訪れるまで、女子が喜びそうな刺繍の宝庫だとは知りませんでした。ハンガリーのお土産屋で、溢れんばかりのかわいい刺繍グッズが売られているのを見て、買い物欲が止まりませんでした。見ているだけでも飽きることない、豊富な刺繍の種類。帰国後に調べて分かったのは、有名なカロチャ刺繍、マチョー刺繍以外にも、べレグ刺繍、パローツ刺繍、イーラーショシュ刺繍など30を超える種類があるということでした!

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カラフルな色使いとレースが特徴のカロチャ刺繍

赤、黄、青、緑など明るく派手な色使い、大きな花のデザインが特徴的なカロチャ刺繍。カロチャは首都ブダペストから120キロほど南へ行った小さな町で、その近郊で伝統的な刺繍技法は現在も受け継がれています。ハンドメイドで刺繍の部分を作ったあと、ミシンを使って周りを白いレースで囲んでいます。白色に、刺繍部分の色彩が鮮やかに映えているのがとてもすてき。ブダペストの「中央市場」で、一番売られていた種類はカロチャ刺繍のものでした。ハンカチやコースターサイズは、お手軽な価格で売られているので土産にもなります。

ユネスコ無形文化遺産に登録されたマチョー刺繍

マチョー地方は、ブダペストの北東約130キロの場所にあります。そして、マチョー刺繍は、2012年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。白いレースを付けるカロチャ刺繍に対して、マチョー刺繍は主に黒い布をベースにしています。カラフルな色使い、刺繍が厚く縫われているのが特徴。下地が見えないほど密度濃い刺繍を見て、「制作にいったい何時間要したのだろう」と感心してしまいました。バラやチューリップの花がデザインされている、このマチョー刺繍も素敵です。次回の旅で訪れたい町のひとつになりました。

一番気に入ったのは、イーラーショシュ

私が一番気になったのが、イーラーショシュ刺繍です。絵柄には花や鳥、ハートが使われており、女子心が掴まれます。この刺繍の発祥トランシルバニアは現在のルーマニアですが、以前はハンガリー王国の一部でした。イーラーショシュのイーラーは、ハンガリー語で描くという意味。太い糸で描かれているのが特徴です。勉強不足で衝動買いした刺繍雑貨ですが、帰国後に調べるとさらにファンになってしまいました。次回の旅ではもっと充実した買い物ができそうです。刺繍に興味のある方に、ハンガリー旅行、おすすめです!