観光客なら必ず目にする大聖堂

ハンガリーの首都ブタペストの中でも、観光客の外せないスポットの一つ、聖イシュトヴァーン大聖堂。中心地にあるので、宿泊ホテルが近くなくとも、鉄道駅利用の際や買い物エリアにやって来るときなど、旅行中必ずと言っていいほど、目にする機会があると思います。欧州で大聖堂と聞くと古い歴史ある建物をイメージしますが、これは1851年に着工され、完成したのが1905年と比較的新しいです。新古典主義(ネオ・クラシック)様式で、特徴は正面には大きな二つの鐘楼と真ん中のドームのある、荘厳な造りです。

ブダペストにある、聖イシュトヴァーン大聖堂のこれはすごい! ブダペストにある、聖イシュトヴァーン大聖堂のこれはすごい!

見所の「聖なる右手」とは?

ガイドブックには、この大聖堂の見所に「聖なる右手」と書いてありました。教会内にある表示に従って進むと、奥の展示室にこの右手がありました。暗くてよく見えませんが、お布施20フォリント(約84円)を入れると照明が点いてよく見えようになるシステムでした。この角度からがいいよ、と教えてくれる係りのおじさん。「聖なる右手」とは、実はミイラなんです。行くまであまりイメージできていなく、相当高価なものかと思っていたら、聖堂の名前にもなっているイシュトヴァーンの右手がミイラ状に保存されているのです。驚きました!

教会なのに、キリストより大事にされている王様

教会の主祭壇に置かれているのは、キリスト像ではなく、聖イシュトバーンの像。カトリックの教会なのに、キリスト像はどこにあるのだろうと、思わず探してしまったほどです。その反面で、いかに聖イシュトバーンがハンガリー国民に大切にされているかを物語っているようでした。彼は国の統一とキリスト教化を進めた、ハンガリー王国の初代の王。聖王の名も持ち、歴代の王の中でも特別視されています。そういった意味でも、今まで見てきた西洋の教会とは少し異なる雰囲気を持っており、印象に残る教会でした。

パノラマ広がる、屋上ドームへ登ってみよう!

教会の上にあるドームに上がってみることにしました。教会はブダペストの建造物の中で一番の高さを誇る96m、教会上部にあるドームの展望台もかなりの高さになります。教会への入口とは反対にある料金所でお金を払うと、その先に上へ上がるエレベーターがありました。一度乗り換えた後、最後は階段を登るとドームの最上階に到着しました。ブダペストの町が360度に一望できるとても眺望のいい場所です。夕日が沈む時間だったので、いい写真も撮れました。ここは絶対に登ったほうがいいと、お勧めできるスポットですよ。