確実に見たいなら基本的にはツアーがおすすめ

アイスランドでは9月から4月ごろにかけてオーロラを観測できます。この時期、首都レイキャビクでは毎日たくさんのツアーが用意されており、大半の観光客はこれを利用してオーロラ観測を行います。ツアーはバス会社が運営している安いものなら6000クローナから、旅行会社のジープを使って行くようなものなら20000クローナまで、価格に大きく幅がありますが、基本的にどれも「オーロラが見られなかったら無料で翌日以降に振替可」という良心的なサービスを含んでいるので(ただし所定の手続きが必要)、確実にオーロラが見たいという方にはツアーを利用することを強くおすすめします。高いツアーほど雪の山道を走ったり、長時間ねばったりしてくれます。ですが、どうしても資金的または時間的にツアーに参加できないという方は、レイキャビク市街地周辺で観測するという選択肢もあります。

セルチャルトナルネースの灯台付近で見れたオーロラ セルチャルトナルネースの灯台付近で見れたオーロラ

最も手軽な市街地すぐの海岸沿い

オーロラは英語でノーザンライツと言いますが、その名の通り光は北の空に現われます。レイキャビクの北側一帯は海岸になっているので空が開けており、オーロラを観測することができます。市街地から歩いていける距離なので、ここで観測するのがもっともお手軽と言えます。また、海岸沿いにある国立劇場「ハルパ」は、なんと冬期でも毎日24時まで開館しているので、温まりたいときやトイレに行きたくなったときにとても助かります。外面がガラスでできたこの建物は中から海側の様子を伺うこともできるので、ぜひうまく活用してオーロラを見つけてください。

暗闇に包まれるセルチャルトナルネースの灯台付近

市街地の海岸沿いは建物や街灯など光源が多いので、写真を撮りたい方などは不満を感じるかもしれません。そんな方はレイキャビクの西の町、セルチャルトナルネースまで足を伸ばしてみてください。この町のさらに西端、灯台が見える岬あたりは一切街灯がないので、オーロラを見るのに最適な真っ暗闇となっています。オーロラだけでなく満天の星空にも感動できるでしょう。ここにオーロラ観測に来ている人は多く、ほとんどの人は車で来ていますが、雪道を歩いてもハルパから1時間半〜2時間ほどで来ることはできます。ただし、いかに治安の良いアイスランドとはいえ人気のない夜道、それも滑りやすい雪道なのでおすすめとは言えません。11番のバスで灯台付近から徒歩15分ほどのところまで来ることができ、そのバスも23時台までは運行しているので、できるだけバスを利用して訪れましょう。