レイキャビク定番の観光ツアー

アイスランドの首都でありながら、車を少し走らせるだけで豊かな自然を満喫できるレイキャビクには、非常にたくさんの日帰り観光ツアーが用意されています。中でも、レイキャビクの東、数十kmにわたる「ゴールデンサークル」というエリアをまわるツアーは、アイスランドならではの景観や世界遺産などが見られるので、最も人気のあるツアーとなっています。ツアー料金は旅行会社によって差がありますが、概ね1万クローナ前後で、値段が高いほど少人数だったりたくさんのスポットをまわれるツアーとなったりするようです。今回は、どのゴールデンサークルツアーにも必ず含まれる見どころスポットをご紹介します。

雪化粧したグトルフォスの滝 雪化粧したグトルフォスの滝

アイスランド随一の滝、グトルフォスの滝

地理・気候の影響でアイスランドには数多くの見ごたえある滝がありますが、中でも最大規模で一番人気があると言われているのが「グトルフォスの滝」です。グトルは「金」、フォスは「滝」を意味するので、「黄金の滝」ということになります。ゴールデンサークルというエリア名もこの滝に由来するそうで、確かに代表的スポットというのもうなずけるほど、驚くべき雄大な景観を目にすることができます。冬はまるで彫刻細工のように一面雪に覆われていますが、夏の晴れた日には滝に虹がかかるのが見られるそうです。

温泉が噴き出すゲイシール間欠泉とストロックル間欠泉

温泉大国のアイスランドには、温泉が柱のように噴き出す間欠泉が数多くあります。ゴールデンサークルには、最も有名な「ゲイシール間欠泉」と、そのすぐ近くに「ストロックル間欠泉」があります。規模が大きいゲイシール間欠泉は現在噴出の回数が減り日に数回噴出するだけのようですが、すぐ近くにあるストロックル間欠泉は現在も活発で5〜10分おきに噴出するため、その瞬間を写真におさめようと周りにたくさんの人が集まります。ぜひみなさんも挑戦してみましょう! ただし、大きな噴出があったとき場所によっては多少お湯がかかってしまうのでご注意ください。

最古の民主議会があった世界遺産、シンクヴェトリル国立公園

アイスランドの歴史はノルウェーから移住したヴァイキングによって始まりますが、そのかなり早い段階の930年に、島全体の法律を作るための「アルシング」という議会がこのシンクヴェトリルで開始され、数百年にわたって行われ続けました。このアルシングは身分によらない民主的な議会だったため、世界最古の近代議会と見なされており、その歴史的価値からシンクヴェトリル国立公園はユネスコ世界遺産に登録されています。現在はアルシングの行われた場所にアイスランドの国旗が立っています。加えてこの地域はユーラシアプレートと北米プレートの境界となっており、ギャウと呼ばれる地殻の裂け目を見ることができるので、地理的にも価値の高い場所となっています。