ポイント3:三脚と予備のバッテリーがあると○

前編からの続きです。カメラ本体以外であると助かるものは三脚と予備のバッテリーです。前述の通りオーロラ撮影の際はシャッタースピードを長くする必要があるため、持ったままブレないように撮影することは基本的にできません。なるべくなら、強めの風があってもカメラをしっかり固定できるような三脚を持っていくといいでしょう。また、気温が低い環境ではカメラのバッテリーはあっという間になくなっていきます。出発前に満タンにしておくのはもちろん、予備のバッテリーも用意しておくと余裕を持ってオーロラの撮影に臨むことができます。

オーロラが見えるような天気の良い日は、星空も素晴らしい オーロラが見えるような天気の良い日は、星空も素晴らしい

ポイント4:一番大事! 寒さ対策は万全に

オーロラ観測シーズンのころはマイナス20度や30度にもなる北欧やアラスカ、カナダのイエローナイフなどに行かれるような方は防寒対策を万全にされていると思いますが、マイナス1桁台とあまり気温が低くないアイスランドでも、長時間野外にいればさすがに体温を奪われていきます。防寒具をレンタルできるツアーはほとんどないので、厚手のジャケットやパンツだけでなく、手袋や耳前まで覆るニット帽、マフラーなどを用意しておきましょう。また、体温は手足から奪われていき、さらに雪の上に立つので足がかなり冷えます。厚手の靴や靴下を準備しておくことをおすすめします。

ポイント5:オーロラが出現するまで体力を温存する

いよいよ現地に着いてオーロラを待つばかりとなったとき、オーロラが出ていなくても目の前に広がる満天の星空に感動してしまう方も少なくないと思います。実は私もそのひとりで、こんな景色を眺めながらならいつまででもオーロラを待っていられるな、なんて考えていましたが、1時間経ってもオーロラが現われないという状況の中ですっかり体温が奪われてしまい震えっぱなし。オーロラ出現時には手がかじかんでカメラを操作するのにかなり苦労しました。ツアー参加なら車の中で待つこともできるはずなので、出現まで車中で体力を温存することをおすすめします。前述のオーロラ予報で出現時間はある程度わかると思いますし、オーロラが現われれば周囲がにわかに盛り上がるのですぐに気がつくと思います。星空を眺めるのはほどほどにして、オーロラ観測に全力を費やしましょう!