アイルランドでぜひ飲みたいスミズウィックス

アイルランドのビールといえばすぐに思い浮かぶのはギネスですが、ギネスはその人気ゆえに日本や他国でも飲める場所が少なくありません。せっかくアイルランドに来たのならぜひお試しいただきたいのが、スミズウィックスというビールです。レッドエールに分類されるスミズウィックスは鮮やかな赤みを帯びていて、軽めの口当たりと濃い目の麦芽香、焙煎によるほのかな苦味をもった、独特な味わいのビールです。ぜひパブでじっくり味わってほしいビールですが、アイルランドでは缶で販売されているのもよく見かけます。

スミズウィックス・エクスペリエンスの外観 スミズウィックス・エクスペリエンスの外観

1710年創業、アイルランドで一番古いビール醸造所

スミズウィックスのビール醸造所は歴史の町キルケニーのほぼ中心に位置しており、アイルランドでは最も古い1710年の創業です。この地ではもともと、13世紀ごろから修道士たちによりビールが醸造されていたそうですが、1705年にこの地を訪れたジョン・スミズウィックがその後オーナーになり事業を開始。現在まで続く歴史あるビール醸造所となりました。

映像の展示が面白いスミズウィックスの博物館

2014年にはこの醸造所に「スミズウィックス・エクスペリエンス」という博物館が併設され、最新の映像技術を使った展示と解説により、スミズウィックスの歴史や製法を知ることができるようになりました。館内は20分おきにグループ単位で英語ガイドの案内により進んでいき、最後はスミズウィックスを1パイント飲むことができます。ツアーは約1時間で入場料は12ユーロ。出口にはお土産ショップが設置されており、こちらは通り側から(無料で)入場できるので、時間のない方はここだけでも立ち寄ってみるといいかもしれません。

スミズウィックスとよく似たビール、キルケニー

スミズウィックスとよく似たレッドエールに、キルケニーというまさにこの地を冠したビールがあります。これはもともと80〜90年代に、発音の難しいスミズウィックスをキルケニーという商品名で国外に販売していたそうですが、現在では異なる方法で製造されているそうです。ですが実際に飲み比べたみたところ、見た目も味もそっくり。キルケニーは苦味を抑えた、よりすっきりした口当たりかな? といったところです。両方置いてあるパブも多数あるので、飲み比べてみるのもいいかもしれませんね。