150ヵ国で毎日1000万杯も飲まれているギネス

250年以上にわたって製造され続けているギネスは、アイルランドを代表する世界的なビールです。喉越し重視の日本のメジャーなビールに比べ、ギネスではきめ細かいクリーミーな泡と独特の苦味、芳醇な香りを楽しむことができます。真っ黒なギネスを見てなんとなく敬遠してしまう方もいるかもしれませんね。実は、私ももともとは「黒いビール」があまり好きではなかったのですが、このギネスを飲んで考えが変わりました。いっしょくたにされている「黒ビール」も製法によって味はかなり異なるので、見た目に惑わされず一度試してみることをおすすめします。ギネス・ストアハウスによると、150ヵ国で毎日1000万杯飲まれているというほどの人気ぶりなのです。

ビール党必見! 製造過程が楽しくわかるギネス・ストアハウス ビール党必見! 製造過程が楽しくわかるギネス・ストアハウス

展示と映像が豊富なギネス・ストアハウス

そのギネスの製造過程がわかるギネス・ストアハウスは、ダブリンのギネス工場内にある7階建てのミュージアムです。ミュージアム内の解説文はすべて英語のみですが、開始早々から実際に使われている麦芽に触れたり、数メートルにまで伸びているホップ(草)が見られたり、山から引いた爽やかな水が噴水のごとく流れていたりと、展示方法がとても工夫されていて、英語がよくわからない方でも十分に楽しめると思います。その後もいくつものデジタル映像と工場の機械が順番に配置されて製造過程が丁寧に解説されていきます。特に、何十年も前のものと思われるモノクロ映像で解説される「樽の作り方」は意外なほど面白く、立ち止まってじっくり見ている方がたくさんいました。

ギネス・ビールの注ぎ方講座がおすすめ

入場料を支払いチケットを受け取る際に、一緒に「ギネス一杯無料券」を渡されます。これは5階の「ギネスアカデミー」、6階のバー、7階の展望バーの3ヵ所で使うことができますが、おすすめは断然5階の「ギネスアカデミー」です。ここではサーバーを使ってよりおいしくなる方法で実際にギネスを注げるだけでなく、最後は参加グループ(15人前後ごとにまとまって解説を受ける)みんなで記念写真を撮ったり、名前入りの「卒業証書」をもらったりします。ギネスを注いでいる姿を撮っている方もたくさんいましたし、まさに旅行の記念にぴったりのスポットです。7階の展望バーも360度ガラス張りになっており眺めがよくおすすめですが、とても混雑しているので要注意!

お土産コーナーも充実

展示は1階から7階に上がっていく順番で進みますが、すべて終わって1階にもどったらお土産コーナーもぜひのぞいてみましょう。このギネス・ストアハウスは入場料18ユーロとやや高めなので、買いそびれがあると悲惨なことになります。高いものばかりでもなく、2個セットで10ユーロのパイント・グラスなどは実用性もあってお買い得だと思いました。ご夫婦や、恋人同士、友人同士のお土産にぜひどうぞ!