観光客も少ない静かな島

「アラン諸島観光攻略ガイド」その3からの続きです。イニシュモア島の隣にあるのがイニシュマーン島(Inis Meain)です。「Meain(aは上にアキュート・アクセント)」は「真ん中」を意味するので、日本語だと「中島」と言ったところでしょうか。ここでの見どころは大きく2つ。アイルランド土産として大人気のアランセーターの工場と直売所があること。そして、アイルランドを代表する劇作家ジョン・ミリントン・シングゆかりの観光スポットがあることです。イニシュマーン島はイニシュモア島と違い、宿泊施設はかろうじて1つあるだけ、レンタサイクルはなしと観光の難易度は一気にあがりますが、それを補ってあまりある、昔ながらの風景をより楽しめる魅力的な島です。

イニシュマンの工場併設ショップはディスプレイもおしゃれ イニシュマンの工場併設ショップはディスプレイもおしゃれ

定番のアイルランド土産、おしゃれで防寒力抜群のアランセーター

編み込みやデザインが独特で実用性も十分のアランセーターを、アイルランド土産の候補として考えている方も多いかもしれませんね。フィッシャーマンセーター(漁師のためのセーター)として伝統的に作られているアランセーターは、寒い土地で育った羊の毛糸を使っているため防寒力が抜群ということで、古くからその名が知れわたっています。さすが人気ギフトとあって、ダブリンやゴールウェイなど観光都市でも購入できるお店がありますし、イニシュモア島のギフトショップでも取り扱いがあります。

人気ブランド「イニシュマン」の工場併設ショップ

ただしギフトショップに並んでいるセーターは、低価格帯だと中国などの外国産、一方の国内産だと高価格すぎたりして、購入するのに躊躇してしまう方もいるかもしれません。そんな中、イニシュマーン島に小さな工場を構えるアパレルメーカー、その名もずばり「イニシュマン」の工場併設ショップでは、品質が確かなアランセーターを豊富な品揃えで置いているだけなく、場合によってはお手頃な価格で購入することができます。

狙うはアウトレットコーナー

ショップに並んでいる商品は、日本で買うより安いとはいえ高級品相応の価格ですが、店の奥にあるアウトレット・コーナーでは、国内産アランセーターとしてはかなりの安価で商品が並んでいます。アウトレット品なのでサイズや色は現物限りですが、私は幸運にも気に入った色&デザインでちょうど良いサイズのセーターを100ユーロ以下で購入できました。ショッピングだけを目的にするにはイニシュマーン島は訪れにくい場所ですが、観光で行かれる場合はぜひ立ち寄ってみるといいでしょう。その5ではシングゆかりの観光スポットをご紹介します。