アイルランドがほこる自然豊かな観光地

アイルランド南西部マンスター地方にあるキラーニーは国立公園に指定されている広大な敷地内にあり、ケリー州の豊かな自然を楽しみに訪れる観光客の拠点として栄えています。国立公園といっても市街中心地にはホテルやB&B、ホステルがひしめいており、レストランやパブもたくさんあります。都市部ほどの利便性はないものの、海外旅行に不慣れな方でも困ることはないほど施設は充実しています。本格的に自然を楽しみたい一人旅の方から、気軽に楽しみたいファミリー層までどんな方にもおすすめです。今回はそんなキラーニーから行ける観光スポットについてご紹介します。

市街地のはずれに建つ荘厳なセント・メアリーズ大聖堂 市街地のはずれに建つ荘厳なセント・メアリーズ大聖堂

風情あるオールド・マーケット・レーン

賑やかな市街地は整備された町並みとなっていますが、こじんまりしたお店が並ぶオールド・マーケット・レーン(旧市場通り)はどこか昔ながらの風情を残しています。そのオールド・マーケット・レーンの端の建物の1階部分が門になっています(アイルランドの小路ではよく見られる建築です)。門を出た、ハイ・ストリート、メイン・ストリート、ニュー・ストリートが交わる地点が市街地の中心となります。このあたりに宿泊施設や飲食店のほか、ツアー会社やレンタサイクル、雑貨店などもあるので、ここで観光の準備を整えましょう。

ゴシック様式の巨大なセント・メアリーズ大聖堂

ニュー・ストリートを西に進んでいくと国立公園の入口となりますが、その手前にゴシック様式の大きな教会があることに気がつくと思います。「セント・メアリーズ大聖堂」といって、19世紀前半に活躍したオーガスタス・ピュージンというイギリスの建築家が設計した教会です。リヴァイヴァル・ゴシック様式の旗手ピュージンは、サザークの聖ジョージ大聖堂(ロンドン初のカトリック教会)やノッティンガム大聖堂を設計したり、ウエストミンスター宮殿の設計に関わったことで知られます。このセント・メアリーズ大聖堂でも、彼の壮麗な建築が楽しめるでしょう。大聖堂内には鮮やかで精巧なステンド・グラスもあるので、ぜひ公園へ入る前に立ち寄ってみるといいでしょう。パート2へ続きます。