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海外現地発ガイド通信

権力者気分に浸る?!「美しき塔の街」サンジミニャーノ


掲載日:2007/10/16 テーマ:世界遺産 行き先: イタリア / サンジミニャーノ

タグ: ワイン 世界遺産 絶景


世界文化遺産の街、サンジミニャーノ

街の中心のチステルナ(井戸)広場。11世紀から街の大切な水源だった 街の中心のチステルナ(井戸)広場。11世紀から街の大切な水源だった

今日は、フィレンツェに最も近い、同じく世界文化遺産の街である「美しき塔の街」サンジミニャーノを訪ねてみましょう! この歴史地区は、1990年にイタリアで8番目の世界遺産として登録されました。フィレンツェの南西約38km。地区内は端から端まで長いところで500〜600mとこじんまりとしているので、フィレンツェからの日帰り旅行でも十分に街歩きを楽しめます。
サンジミニャーノへの長距離バスは「SITA」が運行し、バスターミナルはサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の西側。直行はなく、往復ともにポッジボンシ(POGGIBONSI)での乗り換えになりますが、接続のいいダイヤだと所要時間1時間15分なので、車窓の景色を楽しみながらのほどよいバスの旅です。

ほれぼれする、街の外からの景観

丘の上の城壁から14基の塔が顔を出す 丘の上の城壁から14基の塔が顔を出す

ここで、乗り換え後の要注意点! 旅行中疲れ気味だからといって、居眠りはいけませんよ。街が近づいてその外形が視界に入ると、「うっわぁぁ〜〜」と自然と漏れる声。丘の上の街を囲む城壁の中から、天へ真っ直ぐに伸びる14基の塔が顔を出しているのです。中世の繁栄期、貴族や富裕層が権力や富の象徴として塔を建て、その高さを競い合ったんですね。それは生まれて初めて目にする、きらびやかさのない荘厳な摩天楼!うっとりしすぎていると写真撮影を忘れてしまうので、ここで気を確かに! そして、おとぎの国に吸い込まれるように、バスは終点に到着します。

塔の天辺からの展望に酔う

街の入り口、サン・ジョバンニ門 街の入り口、サン・ジョバンニ門

バスを降りると、目の前に立ちはだかる背の高い城壁に、今度は「うおぉぉ〜」。しかしこのいかつい城壁とは反対に、城門の中には昔ながらの愛らしい町並みが続き、フィレンツェ領となる前の独立国時代に造られた、ゴシック様式の建築物が残っています。
何はともあれ、街の象徴である塔に登ることが、私の一番のお薦め。一番高いポポロ宮のグロッサの塔(54m)は、中ほどからすぽーんと吹き抜けになっていて、塔の高さを感じながらスケスケの階段を上ります。そして最後に梯子をクリアすれば、大・大パノラマに辿りつくのです!
思い出してください。ここは丘の上。そして街で一番高い塔の上。ずーっと下に赤褐色の屋根が連なり、その外側にはどこまでも延々と緑が広がるのです。どっちを向いても、自分が最も高い場所にいて、すべてを見下ろしている状態。かつての権力者のご満悦ぶりも想像できそうです。

DOCG指定の白ワインの産地

街で一番高いグロッサの塔からの眺め 街で一番高いグロッサの塔からの眺め

またこの地方は、赤ワインがことのほか有名なトスカーナ州において、「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」という唯一のDOCG(統制保証原産地呼称)指定の白ワインを生産するところ。かのミケランジェロも愛飲したというワイン、是非味わってください。
でも、くれぐれも塔に上る前には、お控えくださいね。

【関連情報】

■SITA バスターミナル
住所:Via Santa Caterina da Siena
タイムテーブルのURL:http://www.sitabus.it/sita-toscana/Firenze-Siena07.pdf

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/16)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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