鮮やかな色で熱帯を感じる花、ブーゲンビリア

海外へ旬の花を見に行くシリーズ。今回紹介するのは、ブーゲンビリアとプルメリアです。共に南国の花ですよね。まずはブーゲンビリアから。この木の原産地は、中央・南アメリカの熱帯林です。名前の由来は、18世紀に世界就航したフランスの博物学者ブーガンヴィルの旅に随行した植物学者がブラジルで採集したことから。ブーガンヴィルの名は、他にもパプアニューギニアにある「ブーゲンヴィル島」の由来にもなってもいます。乾燥にも強い丈夫な花なので、熱帯各地で栽培されており、南国のホテルや公園、生垣などではおなじみの花です。開花は春と秋の年2回。花の色は赤、濃いピンク、紫、白などとさまざまで、同じものでも環境で色が変わることもあるようです。

ブーゲンビリアが映える、アマルフィのリゾート地・ポジターノ

ヨーロッパでは、暖かい地中海沿いでこのブーゲンビリアの花を見かけます。特に有名なのがイタリアのアマルフィ海岸にある高級リゾート地、ポジターノでしょう。崖の斜面にへばりつくようにある小さな町で、そのいたるところで壁をブーゲンビリアがつたわり、開花時期には町を濃いピンク色に染め上げています。咲くのは雨が少なくて陽気がいい5〜6月なので、真っ青な空や地中海の青にこの花がよく映えていますよ。小さな町なので、徒歩で階段や石畳の散策するのは気持ちいいでしょう。日本では、ここで海外挙式をしたい!というカップルも多いんですよ。

ハワイを代表する白い花、プルメリア

ブーゲンビリアは熱帯アジアでは珍しい花ではなく、リゾートホテルではプルメリアなど並んで、ホテルの敷地を飾る定番の花として、よく見かけます。熱帯では一年に何回か咲くので、いつも見かけるという印象があります。そのもう一つの熱帯の花、プルメリアの原産地はブーゲンビリアと同じ中南米で、こちらも今や世界中に移植され、タヒチやフィジー、ハワイなどの太平洋の島々を代表する花になっていまね。ふちが白く、中央が少し黄色くなっているのが一般的なプルメリアの花ですが、他にも紫色の縁取りがされた花も見かけます。ハワイでは女性のレイなどにも使われますね。また、海外挙式のブーケにもいいでしょう。そういえば古いですけれど、松田聖子主演の映画『プルメリアの伝説 天国のキッス』も、ハワイが舞台でした。

南国リゾートには欠かせない!

プルメリアの開花は熱帯では特にシーズンがないので(日本では6〜10月)、リゾートホテルの彩りにはいいのでしょうね。さて、今回は、ブーゲンビリアとプルメリアという、南国リゾートのガーデンではおなじみの2つの花を紹介しました。特に旬はないですが、亜熱帯だとやはり暑くなる夏場が見頃のようです。花に囲まれたリゾートで、くつろぐのもいいですね。