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海外現地発ガイド通信

天井のない美術館―フィレンツェの街中で彫刻鑑賞!


掲載日:2007/11/15 テーマ:観光地・名所 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: すごい! 教会


フィレンツェ最古の教会

オルサンミケーレ教会。カルツァイウォーリ側から オルサンミケーレ教会。カルツァイウォーリ側から

フィレンツェの街には、規模や様式の異なる様々な教会が存在します。外装やファサード、講堂内の天井画や壁画、絵画、そして洗礼堂と、それ自体が美術館ともいえるたくさんの教会を歩いて回れるのは、この街の愉しみかたのひとつですね。
そのなかで最も歴史の古い教会といえば、1237年建築のオルサンミケーレ教会。大聖堂ドゥオモからシニョーリア広場へ続く、フィレンツェで最も人通りの多いカルツァイウォーリ通りにあります。それが教会だと言われなければ、外観からはおそらくそれと判断しにくい教会。でも、「おや、ここは何?」と自然と目が奪われてしまう、そんな建物です。

14体もの守護聖人像が並ぶ外壁

ヴェロッキオ作『聖トマスの不信』。この他に13の守護聖人像が並ぶ ヴェロッキオ作『聖トマスの不信』。この他に13の守護聖人像が並ぶ

この教会は、もともと教会として建てられたものではなく、往時は穀物市場(倉庫)として建てられました。その後火事に見舞われて再建され、1380年に礼拝堂に変わったという珍しい歴史をもつ教会でもあります。
敷地は小さな長方形で、4面を通りに囲まれた縦に長い建物。ファサードこそありませんが、4面の壁がすべてファサードのように教会の顔になっています。というのは、通りに面した4つの壁面に偉大な美術品―計14体もの守護聖人像―が展示されているからなのです。それらはルネサンス期に活躍した彫刻家や金細工師の製作したものです。
例えばギベルティ。彼は大聖堂ドゥオモ前のサン・ジョバンニ洗礼堂の『天国の扉』と讃えられる東門の製作者。当時の彫刻家の第一人者です。それからギベルティの弟子、ドナテッロ。そんな世に名を馳せた芸術家の作品を通りから眺められるのですから、見ないてはありません。ちなみに一度、ある聖人がお留守だったことがありました(笑)。時折、修復or清掃作業があるようです。

教会内の美しい聖壇も必見

教会の入り口はカルツァイウォーリ通りの裏側に 教会の入り口はカルツァイウォーリ通りの裏側に

入り口はカルツァイウォーリ通りの裏側。講堂内は壁を一枚隔てただけだというのに、街の雑踏が嘘のようにシーンと静まり返った別世界。自由に入れるので、美しい聖壇や彫刻なども是非鑑賞してください。堂内では写真撮影禁止。フラッシュをたかなくても×です。
(追加情報として、教会内では3〜6/9-10月の夜に月2日くらいのペースで、クラシックコンサートが開かれています。詳細はインフォメーションセンター:APT、またはサイトで確認できます)
フィレンツェが『天井のない美術館』と謳われる所以。教会を囲む4つの通りは、すべての訪問者に解放された青空美術館の回廊。これぞ芸術の都フィレンツェの悠久の美ですね。

【関連情報】

■Chiesa di Orsanmichele(オルサンミケーレ教会)
住所:入り口はVia dei Calzaiuoliの裏側:Via Arte della Lana

■クラシックコンサート
電話:055-783374
URL:www.orchestradacamerafiorentina.it
その他:APT(インフォメーションセンター)にパンフレットあり

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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