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海外現地発ガイド通信

レオナルド・ダ・ヴィンチの天才頭脳を間近に見よう!


掲載日:2007/12/21 テーマ:美術館・博物館 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: ためになる 美術館


彼は画家?彫刻家?建築家?解剖学者?

一見判断のつかない大型機械?……コレ実は中に砲台を構える戦車なんです 一見判断のつかない大型機械?……コレ実は中に砲台を構える戦車なんです

近年、『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍世間の注目を浴びたレオナルド・ダ・ヴィンチ。映画の主体である『最後の晩餐』や、仏ルーブル美術館所蔵の『モナリザ』などの絵画によって、彼は画家として広く知られていますが、実は彼は多方面の才能を持つ万能人であることをご存知の方も多いでしょうね。
ルネッサンスのフィレンツェが生んだ天才・レオナルドは、芸術方面では絵に限らずに、彫刻を彫り、音楽の演奏や作曲も行ったそうです。また建築家でもありエンジニアでもあり、数学者、解剖学者ともいわれます。

研究・発明家、レオナルド

グライダー。人の動きで方向を変えられるほど完成したものではないようですが、それでもすばらしい グライダー。人の動きで方向を変えられるほど完成したものではないようですが、それでもすばらしい

そして今日お披露目するのは、彼の発明家としての一面です。
レオナルドの多方面での研究は、紙にして8,000枚分、16,000ページほど残っているそうです。でも実際には、10万ページにも及んだのではないかとも言われるそうです。
考案したものには、戦車、大砲、マシンガン、殺人荷馬車といった軍事品や、自転車やグライダー、水上歩行具などの乗り物類、そのほかオリーブ搾取機や起重機、印刷機など様々な分野に及びます。既に存在したものであれば、より使いやすくという観点から研究と考案を続けたようですね。
毎日ひとつなにかしら研究したり頭の中に豆電球が点ったとしても、1年で365項目。10年で3,650。30年でやっと1万を越す程度。どういう頭の構造をしていたんでしょう……?それも絵を描いたりしながらですから。

『鏡文字』ってわかりますか?

「靴とラケット(かんじき)の重さとボリュームがうまく計算されていれば、水の上を歩くことが可能であろう」と説明書きがあるのですが……う〜ん、どんなものでしょうね!? 「靴とラケット(かんじき)の重さとボリュームがうまく計算されていれば、水の上を歩くことが可能であろう」と説明書きがあるのですが……う〜ん、どんなものでしょうね!?

どういう頭の構造……?と私が思う理由がもうひとつあります。それは彼の筆跡。アラビア文字のように右から左にペンを動かしているのです。つまり、印刷したり鏡に映せば文字として読み取れる『鏡文字』になっているわけです。これについては、アイデアを盗まれないためや、異端とされた科学の研究者であるということから身を守るために故意にやったという説、また幼少の頃から文字をそのように覚えてしまったなどの諸説があり、実際には分かっていないようです。いずれにしても訓練したところで簡単にできる技じゃないですね。

展示品に触れることのできる美術館

館内には40作品が展示され、レオナルドの残した資料と説明が添えられています 館内には40作品が展示され、レオナルドの残した資料と説明が添えられています

そんな鏡文字での説明書きとデザイン画の資料を基に、40品を実際に作動するような立体に起こして展示しているのが、フィレンツェの「レオナルド・ダ・ヴィンチ美術館」。実はこの資料にはサイズの記載がないんです。そのためエンジニアの方たちは試行錯誤して完成させたそうですよ。これも鏡文字のように、アイデアの横取りを防ぐために敢えて記載しなかったのかも……!?なんて。
ところでこれらの展示品は来年の2月から数ヶ月間中国に渡り、戻ってくるのは夏以降とのことで、ちょっと慌ててご紹介させていただきました。
レオナルドの母親と同じお名前のカテリーナさんがオープンさせたこの美術館では、展示品に触れることができ、まるで母親が息子の発明品を紹介しているような温かい美術館です。すべての機械に資料が添えられていますので(実物ではありませんよ)、照らし合わせながら500年前の天才頭脳を感じてみてください。

【関連情報】

美術館の外観 美術館の外観

■LEONARDO DA VINCI MUSEUM ACTIVITIES(レオナルド・ダ・ヴィンチ活動美術館)
住所:Via de' Servi 66-68r, Firenze
電話:+39-055-282966
URL:www.mostredileonardo.com
入館料:6ユーロ
開館時間:10:00〜18:30
定休日:なし
その他:2008年2月から夏過ぎ頃まで(未定)別の催しがあります

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/21)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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