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海外現地発ガイド通信

高台からフィレンツェの町を見下ろす、静寂で美しき白亜の教会


掲載日:2008/06/10 テーマ:観光地・名所 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: すごい! 教会 絶景


ファサードはロマネスク様式の傑作

荘厳なサン・ミニアート・アル・モンテ教会は、ミケランジェロ広場から3分ほどの場所 荘厳なサン・ミニアート・アル・モンテ教会は、ミケランジェロ広場から3分ほどの場所

フィレンツェの街を一望する高台、ミケランジェロ広場からさらに200mほど上ったところに、同様のすばらしい景色を眺められる場所があります。でも、そこは展望台ではなくて、とても美しい白亜の殿堂!サン・ミニアート・アル・モンテ教会です。
ファサードは白と緑の大理石で幾何学模様がほどこされていて、サン・ジョバンニ洗礼堂(大聖堂ドゥオモの正面)と並んで、ロマネスク様式の傑作とされています。
てっぺんには13世紀に教会を管理していた羊毛組合の紋章だった鷲が立ち、2層になった上部の真ん中には聖ミニアートと聖母マリアがキリストの両脇にいる絵が描かれていて、印象的なファサードです。

内部の大理石の象眼細工がすばらしい

フィレンツェの町を見下ろす景色は、ミケランジェロ広場からよりすばらしいという人も フィレンツェの町を見下ろす景色は、ミケランジェロ広場からよりすばらしいという人も

内部も町中の教会とはちょっと異質な作りで、1階、中2階、そして半地下のクリプタ(地下礼拝堂)からなっています。教会内は目が慣れるまで階段の上り下りも大変なほどに薄暗いので、注意して歩いてくださいね。そして、床や壁の大理石の象眼細工がとても細かで見事なので、目を凝らして見てください!
また2階の聖具室は光がほどよく差し込んでいるので、天井と壁いっぱいに描かれたフレスコ画をじっくり鑑賞できます。

そこに残る伝説とは…?

ところでこの教会は、フィレンツェで初めての殉教者が祀られているところ。教会の名であり、上に書いたファサードの絵に描かれている人物の、聖(サン)ミニアートです。ギリシア商人とも、アルメニアの王や皇子とも、またはローマ兵士とも言われる人です。
遠い遠い昔、まだコンスタンチヌス帝によってキリスト教が公認される前のこと。当時のローマ皇帝デキウスにより、A.D.250に異端者として処刑された聖ミニアート。切り落とされた首を自ら手に持って、アルノ川を渡り丘を登って住まいとしていた場所に辿り着きました。
…とは、もちろん伝説上(!)。
その後8世紀になってその場所に礼拝堂が建ち、11世紀に現在の教会となりました。

こんなちょっとドキッとしてしまう伝説のある教会ですが、きっと信心の深さという意味を示すストーリーなのでしょう。
訪問者もわずかで、シーンと静まり返った中でベンチに腰を下ろして目を閉じていると、気持ちがゆったりしてくる感覚を得られる、実は私の心の故郷です。
この美しき静けさに辿り着くのに100段ほどの階段がありますが、ふーふー言いながらでも上ってみる価値大ですヨ!

【関連情報】

■ Basilica di San Miniato al Monte(サン・ミニアート・アル・モンテ教会)
住所:Via del Monte alle Croci
電話:+39-055-2342731
入館料:無料(聖具室のみ有料)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/06/10)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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