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海外現地発ガイド通信

祖父の代から3代続く、フィレンツェの貴重な伝統工芸店「TADDEI」


掲載日:2008/07/07 テーマ:ショッピング 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: お土産 ショッピング 雑貨


32もの工程を踏んで完成

皮革工芸店「TADDEI(タッデイ)」のウィンドウ 皮革工芸店「TADDEI(タッデイ)」のウィンドウ

ひとつの箱を作るのに、約32の工程を踏み、約50日を要する。そんな手間隙をかけた箱に、あなたなら何を仕舞いますか?
おそらく大事な宝物を入れるのが常でしょうが、私の場合、箱自体が宝物になりそうです。
滑らかな曲線美の、艶やかに光を弾く箱。それはオーソドックスな直方体や円筒形、ふたの部分が波打っているものや、ふた部分と側面のどちらも波打っているもなどいろいろあって、極め付けは貝殻型でしょうか。大きさは、指輪箱くらいの小さなものから、貝殻型に至っては直径30cmほどとさまざまです。

創業約70年の技術

貝殻型の箱は鍵付き。中は2段になっている 貝殻型の箱は鍵付き。中は2段になっている

そんな箱とは、フィレンツェ伝統工芸のひとつである皮細工です。
大聖堂ドゥオモから徒歩2〜3分の、町の真ん中に店を構える、1937年創業の「TADDEI(タッデイ)」。現在のオーナー兼職人のシモーネさんは3代目。
ガイドブックや雑誌などでも広く紹介されているように、フィレンツェには皮のジャケットからバッグ、小物など、皮製品屋さんがたくさんあります。しかし、祖父の代から続く店を探すとなるとなかなか難しいんです。シモーネさんが父親から学び、父親はそのまた先代から学んだ貴重な伝統を守った技術が、見る人に感銘を与える比類ない名品を生むのです。

オーダーから1年待ちも

上部、側面ともに波打ったもの。27.5×18×12cm、450ユーロ 上部、側面ともに波打ったもの。27.5×18×12cm、450ユーロ

ショーケースに飾られた大きめの箱を眺めていたら、「それは1年前に注文を受けたものだよ」と。あらあらそんなに待たされては、私のようなせっかちな日本人にはキツいなぁと思ったものの、数少ない美しいものを手に入れるためには当り前なのだと思い直しました。世界中からの注文に応える、ただひとりで商うシモーネさんは、毎日大忙しなのです。
とはいえ、小型の箱や、小銭入れ、名刺射れ、眼鏡ケース、ペンケースなどの小物類は来店時に購入できるとか。色は、茶、こげ茶、赤、緑の4色。もし青や黒などが欲しいとなれば、オーダー可能だそうですよ。

基本はゆっくり来店

小銭入れ(28ユーロ)、名刺入れ(28ユーロ)、眼鏡ケース(33ユーロ)、ペンケース(32ユーロ) 小銭入れ(28ユーロ)、名刺入れ(28ユーロ)、眼鏡ケース(33ユーロ)、ペンケース(32ユーロ)

店の外からでも一目瞭然なのですが、ここは、店であり工房。シモーネさんの製作に励む姿も、いつでも見ることができます。しかし、来店者があると作業を中断して丁寧に説明してくださるので、作業を見たければそうお願いするのもいいでしょう。ただ……、とってもよく喋る(イタリア人!)明るい方なので、時間を十分に見積もってきてくださいネ(笑)!

【関連情報】

作業中のシモーネさん 作業中のシモーネさん

■ TADDEI(タッデイ)
住所:Via Santa Margherita 11, Firenze
電話:(+39)055-2398960
営業時間:8:15〜19:30
定休日:日曜
その他:8月休み

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/07/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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