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海外現地発ガイド通信

メディチ・リッカルディ宮の1階に生まれた、新スタイルのガッレリア


掲載日:2010/04/16 テーマ:美術館・博物館 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: 一度は見たい 街歩き 宮殿 美術館


ふたつの通りを繋ぐ通廊

現在展示中の作品。二人の絶世の美女、シモネッタ・ヴェスプッチとマリリン・モンローの合体顔 現在展示中の作品。二人の絶世の美女、シモネッタ・ヴェスプッチとマリリン・モンローの合体顔

大聖堂(ドゥオーモ)から目と鼻の先にあるメディチ・リッカルディ宮は、その名のとおり、メディチ家に続いてリッカルディ家の住まいとなった宮殿。宮殿は例に漏れず美術館になっています。そしてその北側の一角に昨年登場したのが、通廊のギャラリー。大通りのカヴール通りとその1本西のジノリ通りをつなぐアーケードがギャラリーになっているんです。入場料なし、誰でも自由に通り抜けできる、新スタイルのアート展示会場なのです。

個性豊かな展示作品

上の写真の右側はボッティチェリの『春』の中の春の女神フローラ、このひと 上の写真の右側はボッティチェリの『春』の中の春の女神フローラ、このひと

このギャラリーを運営するのはフィレンツェ県。1960年代に既にある建築家がこのアイデアを県に提案していたそうですが、約半世紀後の昨年、晴れてオープンに辿り着いたようです。展示内容はバラエティ豊かに入れ替わり、それぞれの展示期間もまちまち。そして作品もアートスクールの生徒さんたちによるものから、プロのアーティストのものまで。ちなみに私の中での最大のヒットは“便器”展でした。ソファや公園にあるようなベンチに便器が付いてたり、またゴージャスなデコレーションを施したものetc…。実際に用を足せそうなものはありませんでしたけれど(笑)。それから中世期の衣装や、一風変わったウェディングドレスの展示も見ごたえありましたね。

ふたりの絶世の美女の合体

ギャラリー内観 ギャラリー内観

現在展示中(4月26日まで)のアートは、オマール・ロンダ(Omar Ronda)氏の「春の変形」というタイトルで70点ほど。春とは、かのボッティチェリの『春(プリマヴェーラ)』です。絵の中で花柄のドレスをまとっている春の女神フローラは、絶世の美人といわれるシモネッタ・ヴェスプッチをモデルにしていると言われていますが、その中世の美女と我々の知る20世紀の美女・マリリンモンローの顔を合体させていたり、『春』の中の他の人物(妖精)とモンローを対比させていたり。まるで異なる顔立ちのふたりの美女が1つの顔にすんなり納まっている作品には、すぐにはピンと来なかったかなり鈍な私でした・・・。

ガッレリア

ギャラリーのカヴール通り入口 ギャラリーのカヴール通り入口

「ギャラリー(美術品の展覧会場)」のことをイタリア語では「ガッレリア(Galleria)」と言いますが、このガッレリアには上の意味の他に、通廊や回廊、トンネルやアーケードという意味もあるんですよね。よってここは、まさにこれらの意を兼ね備えている“ガッレリア”。面白い作品が次々に登場しますヨ!

■Galleria di Palazzo Medici Riccardi(メディチ・リカルディ宮ギャラリー)
住所:Via Cavour 5, Firenze
入場料:無料
その他:現在の展示では、カヴール通りの入口のみ

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/04/16)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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