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海外現地発ガイド通信

メディチ家の秘密の通路「ヴァザーリの回廊」が一般公開されています


掲載日:2016/05/23 テーマ:美術館・博物館 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: すごい! 一度は行きたい 教会


メディチ家の権力の証!?1キロにおよぶ隠された通路

両側に絵画がならぶ長い廊下、これがメディチ家が毎日のように通ったヴァザーリの回廊。外からは想像できない秘密の空間が続いています。 両側に絵画がならぶ長い廊下、これがメディチ家が毎日のように通ったヴァザーリの回廊。外からは想像できない秘密の空間が続いています。

ルネッサンスが開花したフィレンツェはメディチ家なくして語ることができません。芸術を愛する彼らの財力によって、ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなど多くの芸術家たちが誕生しました。町には半世紀を経た現在もメディチ家ゆかりの美術品や建築物が残っていて、実際に目で見て触れることができるのは本当に驚きです。その一つに今回紹介するヴァザーリの回廊があります。メディチ家が自分たちのためだけに作った1キロにおよぶ隠し通路・・・なんだか謎めいた響きでワクワクしますね。

秘密の回廊を作った理由とは?

誰もが撮影するヴェッキオ橋ですが、この橋の2階に回廊が通っていること知る観光客は意外と少ないです。外から回廊を辿ってみるのも楽しいですよ。 誰もが撮影するヴェッキオ橋ですが、この橋の2階に回廊が通っていること知る観光客は意外と少ないです。外から回廊を辿ってみるのも楽しいですよ。

ヴァザーリの回廊はヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を結ぶ長い長い通路。16世紀、メディチ家六代目のコジモI世の執政時、彼らの住居は川向うのピッティ宮殿でした。そして政治を執り行っていたのがヴェッキオ宮殿。よし、家からオフィスまで廊下でつなげちゃえ!と完成したのがこのヴァザーリの回廊です。フィレンツェを金と力で治めていた彼らは暴動対策にも抜かりがありませんでした。町で異常事態が起こればこの廊下を猛ダッシュして人目につかず家に帰ることができたのです。通勤にも利用できる避難経路、なかなか賢いですねぇ。

ヴァザーリの回廊が一般公開されました

回廊を通ったらぜひ小窓から外を眺めてみましょう。ヴェッキオ橋も上から見下ろすことができる、貴重なアングルに感動しますよ。 回廊を通ったらぜひ小窓から外を眺めてみましょう。ヴェッキオ橋も上から見下ろすことができる、貴重なアングルに感動しますよ。

長らく閉ざされてきた回廊ですが、最近一般公開されるようになりました。予約をするとガイド付きで入館が許されます。大きな扉をくぐるとメディチ家の人たちが人目を忍んで歩いた廊下が目の前に伸びる、まさに息を呑む瞬間に立ち会うことができます。
廊下に入ると両壁にずらりと絵画が並んでいるのに気づきます。実はこの回廊は「自画像」のみ集めた細長い美術館。どの絵を見ても顔、顔、顔。画家や彫刻家の作品は知っていても、彼らの自画像を目にする機会は少ないですよね。ガイドさんが有名な人たちをかいつまんで、わかりやすく説明してくれます。

魅力がたっぷり、隠れた教会も。

ヴェッキオ橋の後はフィレンツェで一番古い協会の内部も通過します。カトリックの国イタリアならではの光景ですね。 ヴェッキオ橋の後はフィレンツェで一番古い協会の内部も通過します。カトリックの国イタリアならではの光景ですね。

最後に忘れてならない回廊の魅力を2つ紹介します。一つは、回廊の小窓から見下ろす景色。回廊はフィレンツェの名所ベッキオ橋を通って川を渡ります。ぜひ小窓から身を乗り出して写真を撮りましょう。貴金属店が並ぶ美しい橋を上から眺めることができます。メディチ家の彼らもこうやってこっそりと庶民の生活を覗いていたのかも知れません。もう一つは、回廊の中程で突如現れる教会。フィレンツェ最古の教会のひとつ、サンタ・フェリチタ教会の2階とつながっています。庶民の目に触れずミサに参加できるよう礼拝堂に接しています。お金持ちの発想は常人には理解できないですね。どちらもこの回廊を訪れた人だけの特典です!

店舗情報

■関連情報
名称:ヴァザーリの回廊(Corridoio Vasariano)
住所:Piazza della Signoria, 50122 Firenze
行き方:シニョリア広場すぐ横、ウフィツィ美術館に併設されています
開館時間:不定期
休館日:月曜日

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/05/23)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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