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海外現地発ガイド通信

南イタリアの地下に広がる6500万年前から形作られてきた究極の自然美!!


掲載日:2016/06/19 テーマ:大自然 行き先: イタリア / フィレンツェ

タグ: すごい! 一度は行きたい 大自然


世にも不思議な造形物

カステッラーナ鍾乳洞はこの巨大空間(グラーヴェ)から始まる カステッラーナ鍾乳洞はこの巨大空間(グラーヴェ)から始まる

〜自然の神秘が作り上げる世にも不思議な造形物。そこに生まれたオーナメントは100年に約1cmという気が遠くなるほどのゆっくりとした成長ながら、果てしない年月を経て形作られた自然美の極致。そしてもちろん今も造形は続いており、しかしまるで完成しているかのような美しく雄大な姿を現在私たちは鑑賞することができる〜それら時の流れからすると我々の持つ時間はほんの一瞬で、この瞬間に立ち会えたことが幸せに感じられるのです。さてもうおわかりでしょうね!? 今日は鍾乳洞をご紹介します!

1億年前の台地の下に

地下の鍾乳洞への入り口。長い階段が地下深く伸びる 地下の鍾乳洞への入り口。長い階段が地下深く伸びる

イタリアの鍾乳洞ってピンと来ない方もおられるかもしれませんが、あるんですよ! 鍾乳洞の形成には石灰岩台地が必須ですよね。イタリアの形をブーツに例えるなら、そのアキレスケン辺りからヒール部分に位置するのがプーリア州。そこには9千万〜1億年前の白亜紀に形成されたムルジャという名のカルスト台地があり、鍾乳洞はその下に横たわっているんです。そしてこの「カステッラーナ鍾乳洞」は、気も遠くなりそうな6500万年前から育ち始めたとされています。

自然の偉大さを改めて識る

水が水路を求めて石灰岩に浸透し徐々に空洞化が進む。天井の穴は地表の崩落部 水が水路を求めて石灰岩に浸透し徐々に空洞化が進む。天井の穴は地表の崩落部

ムルジャを南下しターラント湾へと注ぎ出る水路に沿ってできた鍾乳洞は、地下平均70m。現在は約1,5kmが発掘されて歩道が整備され、往復3km【途中まで通路が並行しています】を2時間ほどかけて鑑賞できるのです。水が岩場を突き抜ける驚異的な威力、鍾乳石と石筍が作り出す神がかり的な美しい光景に、自然の莫大なエネルギーを感じずにはいられません。地上の現世に戻った後も私はそれらの残像が長いこと脳裏に残ったままで、しばらくボーッとしてました(笑) 雨水や地下水による石灰岩の溶解(侵食)作用でこのような現象が起こるなんて、本当に筆舌に尽くしがたい驚きです!

衝撃、感動、楽しさに満ちた自然美

カステッラーナ鍾乳洞の目印 カステッラーナ鍾乳洞の目印

この鍾乳洞はまず最初に、ガツンと一発パンチを受けたような(?)衝撃から始まります。入り口の長い長い階段を下りると、そこはまさに雨水の侵食が始まった場所(グラーヴェ)。地表の丸い開口部の下60mに長さ100m×幅50mの巨大空間が広がっています。するとその薄暗い洞窟内に、すばらしく幻想的に天の光が差し込んでいるんです。その後内部には、宝石箱のようなクリスタルの池や、真珠やサンゴ礁型の石筍や鍾乳石群、またピサの斜塔が建っていれば、ジョーズやライオンなども登場したりとアミューズメント感も! そして最奥では雪花石膏(アラバスタ―)が輝く感動の“白の洞窟”が待っています。鍾乳洞が発見されて約80年。今では年間25万人が訪問する大人気観光スポットに発展しました。鑑賞は専門ガイドと共に回る2コース(partial短/completeo長)。年間を通して18度ほどなので、それに応じた服装でお出かけくださいね。

【関連情報】

■Gritte di Castellana(カステッラーナ鍾乳洞)
住所:Piazzale Anelli, Castellana Grotte
アクセス:バーリ中央駅から南東鉄道(Ferrovie del Sud Est)で約1時間【注:Castellana Grotte(カステッラーナ・グロッテ)駅の一つ先のGrotte di Castellna駅下車】。Castellana Grotte駅前からバスの運行あり
URL:http://www.grottedicastellana.it
営業時間:9:00〜18:30(注:月によって変動あり)
入場料:15ユーロ(completeコース)/10ユーロ(partialコース)
定休日:ナシ
その他:上記サイトにて予約可能(予約料加算)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/06/19)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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