旅行に履いていく靴は、ヒール付きのブーツです

旅行中は、普段の生活より歩くことが多く、足が疲れやすいものです。そのため、歩きやすい靴で行くのが基本ですよね。しかし、あえてブーツで町を歩きの楽しさもあり、今回はそれをご紹介しようと思います。ヨーロッパでは、アスファルトに舗装されず、石畳の道をよく見かけます。すると何だかテンションが上がってしまう、私。「ヨーロッパに来たんだ!」と一層感じて、うれしくなります。ヒールのあるブーツを履いて歩いていると、コツコツ、カツカツ、と音がします。その歩く音に、歩く姿もエレガントになるような気がするのは、私だけでしょうか。

コツコツコツ、石畳を歩く音が好き。欧州の町をブーツで歩く コツコツコツ、石畳を歩く音が好き。欧州の町をブーツで歩く

ミラノ中心街をファッショナブルに歩く

イタリア ミラノは「ファッションの都」ともよばれ、世界のおしゃれをリードする街。その中心地も、アスファルトが引かれず、石の道は古い歴史ある建物の景観を引き立てています。ピンヒールで颯爽と歩くきれいなお姉さんも、石畳の隙間にヒールの先を引っ掛かけてしまうことはありません。なぜなら、ミラノの町の石畳は整った形で整備され、隙間もほとんどないので安心。街の中心地ドゥオーモ広場前もきれいに整備されていました。そこからつながる買い物通りもまた石畳。ショッピングに夢中で、歩き疲れも忘れてしまいました。

月明かりに照らされて、セビリアの旧市街を歩く

スペイン南の都市セビリアにあるソル通り(Calle Sol)は、旧市街にある細くて長い一本の道。道幅は車がすれすれで通るほどで、両サイドに一段高くなった歩道があります。道には、不ぞろいな10cm角の石がひかれています。夜は月明かりと、暖色の電灯の下をコツコツ、とブーツで歩くのが好きでした。オレンジ色の夕焼けがあたる石畳を情緒あふれていて、素敵な印象を残してくれています。歩いてると建物中から、フラメンコのステップを練習する音が聞こえてきます。それが、私のセビリアの石畳の風景とシンクロする記憶です。

世界最古の石畳を歩いて、時代をかみしめる

世界最古の石の道を修復などせずに、現存しているのは南イタリアのポンペイ遺跡。アッピア街道など、古代ローマ時代にはヨーロッパ中にローマへの向かう道に石畳が敷かれていました。その建設には大変な労働力を必要としただろう、と想像できますよね。石畳を通して、現在でもうかがい知ることができる、強大であったローマ帝国の富と権力。その道を何万もの人が通り、2000年も前から時代をずっと見てきたんだな、と思うと感慨深いです。さすがに、整備がされていない石畳となると、ブーツより歩きやすい靴で訪れた方がいいのでしょうね。