- 鈴木幸子
- 旅行ジャーナリスト&エディター。出版社勤務、地球の歩き方編集等を経て独立後、海外の旅を中心に執筆。海外60か国以上を頻繁に取材し、幅広いメディア(旅行誌、婦人誌、朝日新聞社&時事通信社、WEB媒体)等で一期一会のハッピーな旅行記事を発信中。(有)らきカンパニー主催。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒です。
出発エリアをに変更しました。
ライトアップされたドゥオーモは、見とれるほど美しい
「欧州周遊ユーレイルパスとユースホステルの旅5/イタリア編(前編)本場ミラノのピザにハマる」からの続きです。YHをチェックアウトした後、ミラノ中央駅に荷物を預けて、2階のマクドナルドでこの日のプランを立てました。ミラノは皆さんもよく旅されているかとは思いますが、ここのマクドナルド、注文はすべてタッチパネルで選び、出てきたレシートをレジに持っていき会計を済ませて注文の品を受け取る、というシステムでした。「セルフォーダ・キオスク」と呼ばれてます。実はこれ、世界の大都市はほとんどこのスタイルらしく、日本ではまだあまり見かけないので驚きました。言葉ができなくても簡単です。
ディエチ・コルソコモ内のブティック、フェラガモの靴や一流ブランドも入っています
ミラノの街歩きはまずドウォーモから。お目当ての観光を終えたら、ファッションの街ミラノの最旬スポットはハズせません。ドウォーモ周辺のガッレリアやモンテナポレオーネ通りでハイブランドをチェックした後は、そこから北へ約10キロほど行ったところ、ミラノの代官山ともいうべき、ガリバルティ地区のコモ通り(コルソコモ)へ足を延ばしましょう。ミラノ通ならご存知でしょうが、筆者は10年ぶりのミラノで、さらなるミラノの進化と洗練ぶりに開眼しました。とくにおすすめは、元ヴォーグ別冊編集長がプロデュースするセレクトショップ「ディエチ・コルソコモ(10 Corso Como)」です。書店やギャラリー、カフェも併設し、半日以上いても飽きません。そしてそこから5分ほど歩いたところにある、キッチンや雑貨の店「ハイテック(High Tech)」。財布の紐が急に緩み出しました。
コルソコモの周辺にはこんなインテリアの靴屋さんもありました
この日の夕食は、住宅街に近い地元系シーフード料理店。豪華な魚介入りパスタやシーフードプラターを満喫した後は、タクシーでミラノ中央駅へ。ミラノ駅1階の荷物預かり所で、預けておいたスーツケースをピックアップし、深夜列車を待ちました。ちなみにこの荷物預かり所は、いつも長蛇の列です。時間に余裕をもって覚悟して並びましょう。ただし、夜の引き取りのときはそれほど並びません。この後は、「欧州周遊ユーレイルパスとユースホステルの旅6/夜行寝台列車テローでミラノからパリへ」に続きます。
●ユーレイルパス http://www.eurailgroup.org
●協力:日本ユースホステル協会http://www.jyh.or.jp/membershi
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/11/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて