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海外現地発ガイド通信

二重螺旋階段の不思議、サンパトリッツィオの井戸


掲載日:2007/11/06 テーマ:観光地・名所 行き先: イタリア / オルヴィエート

タグ: すごい!


不思議な町オルヴィエートの不思議な井戸サンパトリッツィオ

井戸の側面を歩いて降りれる不思議な構造のサンパトリッツィオ。しかも二重螺旋構造で、下りの人と上りの人がすれ違わないのは不思議な感覚です 井戸の側面を歩いて降りれる不思議な構造のサンパトリッツィオ。しかも二重螺旋構造で、下りの人と上りの人がすれ違わないのは不思議な感覚です

中部イタリアの中世小都市オルヴィエートの町にはゴシック建築の最高峰ドゥオモの他に世界に誇れる遺産があります、それがサンパトリツィオの井戸。それは一見どこにでもある井戸なのですが、当時としてはとても高度な建築技術が用いられており、歴史的にも技術的にも貴重なものとなっています。井戸内部にある階段を歩いて下りることができ、底から見る世界はまさに幻想的です。

オルヴィエートは美しい中世の丘上都市

ケーブルカーに乗って約2分、オルヴィエートの中心街に到着します。そこは中世から変わらない町並みが残る歴史への入り口です ケーブルカーに乗って約2分、オルヴィエートの中心街に到着します。そこは中世から変わらない町並みが残る歴史への入り口です

サン・パトリツィオの井戸は日本でもテレビで紹介されることが多く、ここ数年イタリアの人気観光スポットの一つとなっています。
オルヴィエートはローマとフィレンツェのほぼ中央に位置し、インターシティも停まる主要都市。町は火山の噴火で隆起した丘の上にあり、国鉄駅を降りた目の前にあるケーブルカー(フニコラーレ)で登ります。ケーブルカーを降りると目の前には丘の上とは思えない開放感のある広場、カーエン広場が広がり、そのすぐ右手に目指す井戸があります。

当時の建築技術が集結した美しい井戸

井戸の入り口はいたってシンプル。この下に64メートル、248段もの階段が続いています 井戸の入り口はいたってシンプル。この下に64メートル、248段もの階段が続いています

クレメンテ7世の命によりフィレンツェの建築家アントニオ・ダ・サンガッロによって16世紀に建設された井戸の内部側面には、螺旋階段が二重に巡らされています。井戸の底と地上とがつなぐ二本の階段は、水をくみに下りる階段と汲んだ水を持って登る階段というように、一方通行にしてお互いにすれ違うことなく行き来できるように設計されています。

想像よりきつい階段はカメラだけ持ってチャレンジ!

井戸内部には窓があります。上部から入るわずかな光が足下を優しく照らします 井戸内部には窓があります。上部から入るわずかな光が足下を優しく照らします

井戸の深さは62メートル、オルヴィエートの高台の地盤となっている凝灰岩を掘って作られています。火山による凝灰岩は固い地盤でしたが、何世紀もの歳月が経ち、現在では水分を徐々に吸収しているため、もろくなって来ているといわれています。
円柱状の井戸は底部空間の直径が13メートルで、階段は248段、70もの大きな窓が井戸中心に向かって開いていて、階段の明かり取りの役割をしています。
現在では映画やトレビの泉などの観光スポットの影響で、このパトリツィオの井戸でも、コインを投げる人が増えてきています。
皆さんも運動靴着用の上、ぜひこの深い井戸に挑戦してみてください。

【関連情報】

入場時間:
11月-2月:10:00-17:00(切符売り場は16:45まで)
3月-4月、9月-10月:9:00-19:00(切符売り場は18:45まで)
5月-8月:9:00-20:00(切符売り場は19:45まで)
料金:4.50ユーロ(60才以上もしくは18才以下、25才以下の大学生は3.50ユーロ)
エミリオ・グレコ美術館との共通券:5.50ユーロ(年齢割引4.50ユーロ)
オルヴィエートへのアクセス:ローマ、フィレンツェから電車で約1時間〜1時間半

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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