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海外現地発ガイド通信

ワインで有名な片田舎で、イタリアで3番目に大きいクーポラを発見!


掲載日:2008/07/23 テーマ:観光地・名所 行き先: イタリア / オルヴィエート

タグ: すごい! 教会 絶景


ワインと湖の町に「巨大な帽子」クーポラが目立ちます

このクーポラがイタリアで3番目の大きさ。小さな町に不釣り合いの大きな教会とクーポラが不思議です このクーポラがイタリアで3番目の大きさ。小さな町に不釣り合いの大きな教会とクーポラが不思議です

モンテフィアスコーネの町は、ヨーロッパで一番水質が綺麗といわれるボルセーナ湖を一望できる丘の上にあります。世界的に有名な白ワイン「エスト!エスト!!エスト!!!」の生まれた町として有名で、ワイン好きの人なら一度は耳にしたことがあるでしょう。
丘の斜面に広がる町に向かう途中、小さな町にかぶされた「巨大な帽子」 が目に飛び込んできます。それが町の大聖堂サンタ・マルゲリータです。そのクーポラの内径はローマのサンピエトロ寺院、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に次いで、イタリアで3番目の大きさと言われています。
湖とワインが一番の売りである小さな田舎町にイタリアで3番目に大きなクーポラがあることが本当に不思議です。

資金難、大火災の末にようやくクーポラが作られました

協会内部は豪華絢爛。壁と天井には色鮮やかなフレスコ画が残っています。小さな町の巨大な教会はあまりに不自然で、中に入るとまるで自分がどこにいるのか分からなくなります 協会内部は豪華絢爛。壁と天井には色鮮やかなフレスコ画が残っています。小さな町の巨大な教会はあまりに不自然で、中に入るとまるで自分がどこにいるのか分からなくなります

大聖堂の建設は15世紀終わりに始められ、多くの芸術家が参加したと言われています。当時のモンテフィアスコーネは教皇、枢機卿にとても愛された町だったのです。建築家ミケーレ・サンミケーリが大聖堂の外観を設計して、建築が開始されました。しかしながら、教会中央の円筒を造った直後に資金が尽きてしまい、計画していたクーポラ(丸天井)の建造が困難となり、昔ながらの屋根で覆われることになったのです。
しかし、1670年に火災が発生して教会内部と屋根が燃えてしまうと、当時のアルティエーリ枢機卿は建築家カルロ・フォンターナにクーポラを作成するように依頼します。フォンターナはサンミケーリが設計したオリジナルの設計書を修正して、今日わたしたちが眺めることができるクーポラを4年かけて実現したのです。1840年には建築家パオロ・ガンゾーラ氏がクーポラ両脇にある時計塔とファザード(教会正面)を設計、建築しました。

聖堂内部も豪華絢爛。首が痛くなります…

町の頂上には「教皇の要塞」があります。ここから360度中部イタリアの大地を見ることができます。もちろん美しいボルセーナ湖も一望できますよ 町の頂上には「教皇の要塞」があります。ここから360度中部イタリアの大地を見ることができます。もちろん美しいボルセーナ湖も一望できますよ

八角形の空間となっている教会内部には7つの礼拝所があり、その一つにこの教会の守護聖人サンタ・マルゲリータの大理石像(アルノルフォ・ディ・カンビオ作)が奉られています。ほかに、素晴らしい木製の聖職者祈祷席、1670年の大火災から奇跡的に消失を免れた木製の「十字架上のキリスト像」、壁面や天井にはルイジ・フォンターナが描いた色鮮やかなフレスコ画を見ることができます。
運がいいと普段入ることのできない地下室を神父さんが案内してくれます。小さな町の教会ではこういう出会いが嬉しいですね。
ワインと自然を求めて旅行者があつまる田舎町モンテフィアスコーネ、のんびり過ごすには最適な町です。クーポラを観光して、湖で水浴びして、ワインを片手に美味しい食事……そこにはロハスな生活が残っています。

【関連情報】

■モンテフィアスコーネへのアクセス
ローマ郊外のヴィテルボからバスで25分、オルヴィエートからもバスで40分程度。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/07/23)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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