ピサの斜塔は、何で有名なの?

斜めに傾いていること有名な、イタリア トスカーナ地方にあるピサの斜塔。200年かけて大理石で建てられたロマネスク様式の建物です。その高さは55mで、中にある297段の階段で上に登ることができます。世界遺産にも登録され、歴史的な文化価値もありますが、ここには他の名物があります。それは、塔の傾斜を利用した“お決まり”のポーズで写真を撮ること。世界中から訪れた人々が、各々にこの定番写真を撮っていました。この傾きと遠近法を利用して、遊び心いっぱいで写真を撮るのがこのスポットのお約束のようです。

人気写真スポットの一つ、ピサの斜塔でお決まりのあのポーズ 人気写真スポットの一つ、ピサの斜塔でお決まりのあのポーズ

世界共通のポーズとは?

ダントツに人気のポーズは、倒れそうになる塔を支えようとしている構図。重い塔を必死な形相で、また逆に、軽そうに余裕の表情で、と様々です。私もやってみました。カメラマンの友人の「もっと右へ」とか「手の平をもっと傾けて」と細かい指示に従った結果、なかなか満足の一枚が撮れました。塔から離れ、広場の外で写すのが一番いいアングルでした。その他に、足で塔を踏み潰そうとしている構図や、敷地内の芝生に寝転んで足で塔を支える構図などいろいろ楽しめます。あなたのオリジナルの一枚を撮ってみてはいかがですか。

いつか倒れてしまうのでしょうか

こんなに傾いていて、倒れてしまわないのだろうか?と疑問に思って、調べてみると。改修工事を経て、危険度はなくなったそうです。地盤の土質のバランスが悪かったことが原因だったので、沈んでしまった反対側の地盤を掘削するという工法で改修。地質学者によると「少なくともあと300年は倒れる危険がない」とか。実は、こんなに「傾き」で有名なピサの斜塔ですが、その傾斜角度は世界一ではないそうです。ドイツにあるズールフーゼンの教会の斜塔が世界一でした。(自然に傾斜した塔として)ピサの斜塔よりも1.22度傾いていたとか。

フィレンツェに行くにも便利なピサ

ここまで来たら、ピサの斜塔に登ってみましょう。傾いた塔だけあって、一度に登れる人数制限があります。そのため、事前予約が必要ですが、日本からインターネットでもできます。左右に傾きを感じながら、頂上へあがるとピサの美しい町並みが見られます。ピサ観光はあまり時間を要しませんが、フィレンツェに滞在する方もピサ空港利用をお勧めします。格安エアラインがピサ空港を使用しおり、フィレンツェ行きの航空券よりかなりお得。空港からフィレンツェ中央駅まで、専用バスで約1時間程。時間に余裕のある方や、ピサ観光予定の方には利用価値がありますよ。