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海外現地発ガイド通信

これからの季節に最高、ナヴォーナ広場で待ち合わせ!


掲載日:2008/04/09 テーマ:世界遺産 行き先: イタリア / ローマ

タグ: すごい! 世界遺産


古代ローマの競技場があったナヴォーナ広場

オープンカフェが並ぶ細長い広場 オープンカフェが並ぶ細長い広場

トレヴィの泉やスペイン階段の周囲は、旅行客が多すぎて、座る場所もあまりない。昼間は土産屋などが開いて賑わうが、夜はどちらかというとひっそりとしている。それに比べて、ナヴォーナ広場は、ローマッ子たちが待ち合わせや散歩をする人気の広場だ。世界遺産に指定されているローマの歴史的地区にあり、トレヴィの泉から15分ほど歩いたところにこの広場はある。この広場は、長方形だが4角が丸く削られており、古代ローマのサーカスと呼ばれる形が特徴だ。実際に、1世紀には、ドミティアン皇帝のスタジアムがあった場所として知られており、ローマ人たちが馬のレースなどの競技を見物する場所であった。

広場を飾る華やかなベルニーニの彫刻

なんと言ってもこの広場の見所は、3つの豪華な噴水だろう。広場の北側には「ネプチューンの扮し」と 南側に「ムーアの噴水」がそれぞれ16世紀末に建てられた。そして、中央にあるのが一番有名な「4つの川の噴水」。ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、リオ・デ・ラ・プラタ川の4つの川を擬人化した彫刻の噴水だ。15世紀を代表する彫刻家ベルニーニの最高傑作の一つと言われている。この見事な噴水のおかげで、ベルニーニはアーティストとしての存在を揺るがないものにし、ローマ皇帝の援護を確実に受けるようになる。

彫刻と教会に見るライバルの争い

この彫刻は、ベルニーニとボロミーニの競争を表すシンボルだったと言われている。二人とも、17世紀を代表するアーティストであり、相対して対抗しあっていた。当時の皇帝イノチェンティ10世は、ボロミーニに最初噴水の建設を委託したが、彼のプランよりベルニーニの模型が気に入り、最終的にはベルニーニに設計を依頼した。そして、噴水の前のサンタ・アニェーゼ教会はボロミーニによって建てられた。ベルニーニの彫刻像が顔を覆っているのは、ボロミーニの建てた「ひどい教会」を見ないようにするというジェスチャーらしい。

眠らないナヴォーナ広場

ローマの街のあちこちにある噴水は、水道としての役割も果たしていたが、ローマ教皇を保護する記念碑という意味もあった。イタリアは3月末から夏時間になり、夏に向けて日が長くなる。暖かい日に、噴水の廻りを散歩するのはローマならではの贅沢な一時。このあたりは、ローマッ子が待ち合わせにもよく使い、昼でも夜でも多くの人で賑わっている。道芸人やスケッチをするアーティストなども多く集まり、廻りを見渡すだけで楽しめる空間である。

【関連情報】

■ナヴォーナ広場
住所:Piazza Navona Rome 00186 Italy

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/04/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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