ローマの代表的な観光スポット、古代遺跡群

イタリアの首都にしてヨーロッパ有数の観光都市ローマ。市内にはいくつもの見どころがありまあすが、その中でも特に多くの観光客が訪れるスポットが、世界遺産にも登録されているコロッセオとフォロ・ロマーノ、そしてパラティーノの丘の3つの古代遺跡群です。この3つは隣接しており、入場チケットも共通となっています。3つとも回ると少なくとも半日、じっくり見るとまる1日はかかってしまいますが(共通券は2日間有効となっています)、それぞれ良さが異なるので、できれば全部回るのがおすすめです。今回はこれらの古代遺跡の観光の際の注意点を、簡単に解説していきます。

内部から見たコロッセオ 内部から見たコロッセオ

圧巻のスケールのコロッセオは必見

ローマ市内にある古代遺跡のなかでも一番人気と言えるのがコロッセオです。円形闘技場自体は南フランスやスペインなど、古代ローマ帝国が支配したほかのさまざまな地域でも見られますが、さすがにここローマのコロッセオは随一の巨大さです。4万から6万人ほど収容できたと推測されており、その収容人数は東京ドームと同程度。約2000年も前に造られたものとは思えない規模ですね。よく写真で見られるように外周の半分程度は現存しないのですが、それでも十分広く、写真などを撮ったりしながら歩いていると1時間くらいはかかってしまいます。

じっくり見学するならツアー参加がおすすめ

一般の入場券で見学できるのは、コロッセオの1階部分と2階部分のみです。建物内には展示物もあったりしてこれだけでも十分見応えはあるのですが、「もっと隅々まで見学したい!」という方はガイド付きツアーに参加するのがおすすめです。ツアーに参加すると、入り組んだ構造になっている地下部分と、見晴らしの良い最上階にも入ることができ、コロッセオを堪能できます。

コンスタンティヌスの凱旋門

そしてコロッセオの観光の前後には、入り口のすぐ近くにある「コンスタンティヌス凱旋門」もぜひご覧ください。それとなく建っているので何も知らずにいると見過ごしてしまいそうになりますが、このコンスタンティヌス凱旋門も世界遺産に登録されており、代表的なローマ建築としても知られています。また、「凱旋門」というとパリの(エトワール)凱旋門を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、実はこのコンスタンティヌス凱旋門をモデルに造られたとされています。近くまで行って記念写真を撮るのもいいですし、コロッセオの2階部分から見渡せるので、そこからズームで写真を撮るのもおすすめです。後編へ続きます。