数百年にわたる遺跡が眠るフォロ・ロマーノ

前編に続いてローマの古代遺跡群をご紹介します。コロッセオに次いで人気と言えるのが、そのすぐ隣にあるフォロ・ロマーノです。フォロ・ロマーノとは「ローマ人の広場」という意味で、この敷地内には神殿や凱旋門、バジリカなどのいくつもの遺跡が眠っています。ただし大半の遺跡はほとんど原形を留めていないので、たんにぶらぶら歩いているだけだと何が何だかわからなくなる可能性大です。また敷地が広大なので、無計画に歩いていると時間と体力をどんどん消耗していきます。できれば事前に見ておきたいポイントの目星をある程度つけておき、当日の観光に臨むのがおすすめです。また日陰がほとんどない中で1時間〜2時間ほど歩くことになるので、夏は暑さ&日差し対策や水分補給の用意も万全にしておくといいでしょう。

パラティーノの丘から見たフォロ・ロマーノ パラティーノの丘から見たフォロ・ロマーノ

フォロ・ロマーノが一望できるパラティーノの丘

共通チケットで入れる3つの遺跡のなかではあまり人気とは言えないのがパラティーノの丘ですが、こちらも十分観光しがいがあり、個人的にはぜひおすすめしたいスポットです。ここからは隣接しているフォロ・ロマーノを間近に一望することができ、撮影スポットとしてもおすすめです。敷地はフォロ・ロマーノ以上に広大ですが、スポットの数自体は少なく、ところどころ木陰もあるので、もう少し気軽に観光できます。また、3つの施設の中では最も観光客が少ないので、共通チケットを購入するための列も比較的短めです。観光シーズンはコロッセオのチケット売り場には長蛇の列ができてしまいますが、時間を短縮するならパラティーノの丘のチケット売り場を利用するのがおすすめです。

カラカラ浴場や真実の口も

以上が共通の入場チケットで入れるローマの古代遺跡群ですが、いずれもおすすめなので、できればぜひ時間を確保して、3つとも観光してみてください。また、このエリアの周辺には、世界遺産のカラカラ浴場や映画『ローマの休日』で有名な真実の口、展望台が人気のヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂など見どころが充実しており、効率よく観光をすることができます。事前にプランを決めておけば、より充実したローマ観光を楽しむことができるでしょう。